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『崔忠伝』韓日対訳本について

A Study on "Choe Choong Jeun" Korean-Japanese Bilingual Edition.

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주제분류일본어와문학

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本稿は、朝鮮語本文に日本語対訳が並記された韓日対訳の形式をもつ『崔忠伝』、すなわち早稲田大学図書館服部文庫所蔵『朝鮮語訳小説三』の「崔孤雲伝」と沈寿官家所蔵の鹿児島県立図書館複製『崔忠伝』との比較対照により、韓日対訳本が製作された過程および翻訳の問題点を考察した。  近世の朝鮮語学習において、『崔忠伝』をはじめとする韓国古小説が翻訳の教材として用いられていたことは、よく知られるところであるが、韓日対訳本という形式で考察できることは意義深い。特に沈家本からは、朝鮮語本文とその漢字語を漢字変換して表記する段階までは「筆写」が、諺文漢字語を漢字変換した漢字の間に片仮名で対訳を完成される段階においては、ある程度独自的な「翻訳」という手順で製作されたであろうことを推察する糸口を見た。  両本を見る中で、諺文の漢字語を日本の漢字表現として翻訳する際の問題が目についた。朝鮮語も日本語も共に漢字を用いるが、その用途や意味において多少の差のあることから、外来語とでも言うべき朝鮮語式日本語が、特に早大本に見られることから、対馬でこうした漢字表現が行なわれていたことなどを論じた。  またこの考察は、早大本は対馬、沈家本は鹿児島苗代川で製作されたものであるため、両地域での朝鮮語学習の比較にも思いを馳せる要素を含むが、当然のごとくここで扱う早大本および沈家本『崔忠伝』に限った論述に限定されざるを得なかった。

참고문헌 (9)

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