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『古今和歌集鄙詞』の自称代名詞についての一考察

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주제분류일본어와문학

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『古今和歌集鄙言』で使われている自称代名詞は「わたくし」「わたし」「わし」「をれ」「拙者」「朕」「われら」「てまへ」「愚僧」であった。その中で、女性の場合は「わたくし」「わたし」「わし」以外の使用は見られなかった。男性の場合もその使用は主に「をれ」や「わし」に偏っていた。また、男性の「わたし」の使用例は見つからなかった。自称代名詞と対称代名詞との共起をみると、「わたくし」と「わたし」は共に「あなたさま」と共起し、「わたし」と「わし」は共に「おまへ」と共起し、「わし」「をれ」「拙者」は共に「そこもと」と共起していた。自称代名詞の待遇価値や用法についてもっと綿密に調べるため、『古今和歌集鄙言』で多く使用されている「わし」「わたし」「をれ」について個別的に検討してみた。「わし」と「わたし」の呼応する述部表現をみると、「敬譲の述部」と呼応する例が「わたし」は12%、「わし」は4%で、このような差をみせることから、待遇価値においては「わたし」が「わし」より高かったことは明白である。「をれ」は確実に詠み手が女性である歌で使用された用例はない。近世後期になるにつれて男性の使用に偏る「をれ」は、近世中期の『古今和歌集鄙言』でも男性語化の姿を見せていたと判断できる。

참고문헌 (10)

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