韓国人日本語学習者の授受の補助動詞の習得について
A Study on the Acquisition of Japanese Benefactives Constructions by Korean Learners of Japanese
0
조회
0
다운로드
1
인용
0
참고문헌
키워드
초록
日本語において「~てくれる」「~てもらう」のような補助動詞の語形は一 般に生活のなかでかなりよく使われる表現であるが、韓国人の日本語学習者にとって授受の補助動詞についての学習は非常に難しい。それに敬語的な要素が加えられた語形、たとえば「~ていただく」「お~になっていただく」「お~いただく」「~(さ)せていただく」の語形について学習する際には、ほとんどの日本語学習者がかなりの戸惑いを感じ、理解に苦しむ。そこで、本稿では、韓国人の日本語学習者を対象とし、敬語的な要素が加えられた授受の補助動詞の「~てくださる」系や「~ていただく」系、そして「~(さ)せていただく」系の語形ついての理解度を調査し、またそれを使い分けるための基準を提示する。本稿では、韓国人の日本語学習のなかで敬語的な要素が加えられた補助 動詞について的確に理解し、それを使い分ける学生の割合は1割を超えないことを明らかにし、「~てくださる/いただく」系と「~(さ)せてくださる/いただく」系の語形を使い分ける基準を提示した。まず、「~てくださる」系と「~ていただく」系を使い分ける際の基準として恩恵の与え手が主語になる場合には「~てくださる」を、恩恵の受け手が主語になる場合には「~ていただく」を用いることを論じた。また、「~て」系と「~(さ)せて」系の使い分けは行為の主体が誰かによって決まるという判断基準を明らかにした。すなわち、行為の主体が恩恵の与え手である場合には「~て」を、行為の主体が恩恵の受け手である場合には「~(さ)せて」を用いる。
참고문헌 (11)
- 大江三郎, "日英語の比較研究", pp.25~273 (1975), 南雲堂
- 菊地康人, "敬語", pp.193~227 (1997), 講談社
- 久野暲, "談話の文法", pp.1~328 (1978), 大修館
- 寺村秀夫, "日本語のシンタクスと意味Ⅱ", pp.1~358 (1982), くろしお出版
- 森田良行, "日本語の視点―ことばを創る日本人の発想", pp.1~317 (1995), 創拓社
- 高見健一, "機能的統語論", pp.1~150 (1997), くろしお出版
- 牧野成一, "ウチとソトの言語文化学", pp.35~189 (1996), アルク
- 廣瀬幸生, "授受動詞と人称", pp.64~70 (2001), 大修館書店
- 庵功雄, "新しい日本語学入門-ことばのしくみを考える", pp.114~126 (2001), アルク
- 山本裕子, "授受補助動詞の対人的機能について", 名古屋女子大学紀要, 49, pp.269~283 (2003)
- 山口真里子, "授受補助動詞の使用制限に与える敬語化の影響について : くださる いただく」を用いた感謝表現を中心に", 国際広報メディア․観光学ジャーナル, (6), pp.69~89 (2008)
