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現代の文学作品に見られる終助詞の使用実態 -江戸、明治の文学作品との通時的考察において-

A study on the final particle usage patterns in Modeern

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주제분류일본어와문학

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本稿は明治及び江戸の文学作品を通し、現代の文学作品に見られる終助詞の使用実態を通時的に考察したものである。その結果、江戸期より現代期まで比較的安定して用いられてきたものは、「か、が、さ、ぜ、ぞ、な、ね、の、のか、よ、わ」の11種のようであるが、使用頻度が増加してきたものは、「かな、けど、つて、のね、のよ、もの、よな、よね、わね、わよ」の10種のようであり、逆に減少してきたものは、「かの、つけ、て、とさ、のさ、ものか、ものさ、や、わい、わな」の10種を挙げることができる。この中でも現代期に特徴的な終助詞としては、「けど」「わよ」及び複合形終助詞の多連接さを指摘できる。 「けど」は現代期になり、その使用頻度が急上昇したものであり、断定的な判断を回避する機能は「女性語」化の傾向にある。又、「さ」「ね」を下接した複合形も見られた。「わよ」の複合形は現代期になり使用頻度の上昇と一般化を見るものであり、使い手は女性に限られ、「わよね」の形も出現した。又、江戸期に見られた多連接複合形は現代期になり再浮上し、5連接も見られた。しかし承接順序を外から内へと下接させた場合、「か-な-と-か」「か-な-つて-さ」の2種の確認に止まった。 今後の課題としては、性差や位相面での考察が考えられる。

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