『今昔物語集』의 源賴信像 고찰
『今昔物語集』の源頼信像の考察
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『今昔物語集』の第25巻は武士談の巻であるが、その中で源頼信の説話が4話収録されており、これは最大の話数である。しかも第9話から12話までの4話に連続しており、作品の中で彼の占める比重は大きい。したがって、彼の人物像を分析することは、当時の武士についての認識が窺える重要な手がかりになるだろう。 源頼信は当代最高の武士家門の出身であり、作品の中には彼の武士としての活躍とともに人間的な姿が生々しく描かれている。まず、彼は言葉使いの荒っぽい人であったから平貞道は不満であったが、後で頼信を侮辱して首を取られた者の言動と対比されることにより、平貞道は彼の豪放な言動と武威に敬意を抱くようになる。また、平忠恒の乱を鎮圧する過程において、彼は地元の武士の忠告を取り入れず、忠恒の反逆行為を罰することが武士としての任務であると考え、知略と決断力を発揮して乱を評定した。 他にも、頼信は武士としての特別な寛容と包容力を持っていた。平忠恒の乱の鎮圧後彼を許したこともそうであるが、乳弟の男を人質に取った盗賊と対処した場面で、彼は武士の真面目と弱者に対する配慮を見せてくれる。武士は自分や家族の安易を優先してはいけないという考え方、盗賊が再び悪行を行わないように助けてやる行動から、真の強者の姿がうかがえる。 また、頼信と頼義父子は馬の盗賊を追撃しながら、武士の徳目として武勇の他にも無言の信頼がいかに美しいものであるかを見せてくれる。二人は言葉を交わすこともなく、同じ方向へ馬を走らせ、漆黒の闇の中でも絶妙な呼応で盗賊を射落としたのであるが、無言の行動の背景には武士としての固い信頼があったのである。 このような『今昔』に描かれている頼信の姿には、平安時代が戦乱の時期になっていく中で、しだいに勢力を拡大していく武士たちの力動性が投影されているのである。
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