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中世伊勢物語注釈の思想的基盤 - 古注を中心に -
The Ideological Base of Isemonogatari's Annotate in the Middle Ages
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주제분류일본어와문학
초록
中世の伊勢物語注釋は大きく二つの流れがあるが、その一つが鎌倉時代 の成立とされる『和歌知顯集』系統のものと、もう一つが冷泉家の伊勢物語注釋書類である。これら古注に關する旣存の硏究は主に、注釋方法に集中しており、古注の思想的基盤になったものへの論究はなかった。本論文はこれに着眼して、古注全般に共通して見える思想について考察したものである。その結果、これら古注は、鎌倉時代に廣まっていた仏敎の一宗派である 眞言密敎を注釋の思想的基盤としていることがわかった。それでは、なぜ、古注は眞言密敎的思想を積極的に採り入れたのであろ うか。それは、眞言密敎が鎌倉時代を席巻した社会的風潮であったこともあろうし、その敎義が中世の歌道の規範と相通じるところがあったためではなかろうか。つまり、歌道家における師弟相伝の伝統と眞言密敎ならではの敎団內部の師資相承による敎義の伝持という形式が似ているため、鎌倉時代の歌道家によってまとめられた伊勢物語注釋書類は、その思想的な基盤を主にこの宗派に求めていたのであろう。そして、さらに、原論的に言えば、男女の戀の物語である伊勢物語そのものが、人間の欲望を肯定する眞言密敎と重なる部分があるので、このような享受のやり方もあったと思われる。
참고문헌 (4)
- 大津有一, "増補伊勢物語古注釈の研究", pp.25~ (1986), 八木書店
- 片桐洋一, "伊勢物語の研究〔研究篇〕", pp.607~622 (1987), 明治書院
- 片桐洋一, "伊勢物語の研究〔資料篇〕", pp.97~727 (1987), 明治書院
- 片桐洋一, "鉄心斎文庫伊勢物語古注釈叢刊2伊勢物語奥秘書․伊勢物語髄脳", pp.494~505 (1989), 八木書店
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