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「お+動詞マス形+になる」の日本語教育の実態と問題点 ‒韓国人日本語学習者の誤用を中心に‒

The practical status and problems in Japanese educational with“お+Mass-form of Verb+になる”-errors made by Korean Japanese Learners-

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本稿はKLの「お+動詞マス形+になる」の誤用について分析した。まず、合計二回の調査の結果からKLの「お+動詞マス形+になる」の誤用の実態をみた。母語の異なるインドネシア・ベトナムの学生との比較とJTの正誤判定から分析した。次に、教材を検討し問題点を明らかにした。これらの結果をまとめると以下の通りになる。 KLのみにみられるものは交替形式との混用、「お食べになる」である。交替形式との混用はKLが違いを理解しておらず、かつ教材で交替形式と添加形式の違いをきちんと説明した教材が少ないことが原因としてあげられる。次に、「お食べになる」とするものである。これを防止するために交替形式を優先するように指導するべきであることがわかった。母語の影響だけではないものは接頭語「お」「ご」の混用と謙譲語との混用である。むしろ教材に「ご+名詞+になる」や謙譲語と一緒に記述しているのが影響していると考えられる。最後に、教材には二重敬語や絶対敬語などの説明、相手を高めない行為や意味がよくないことばは尊敬語が使えないという説明がほとんどなかった。そのため、教材にこれらの説明を追加する必要があることがわかった。

Abstract

This study focuses on the errors made by Korean learners of Japanese in using the honorific expression “お+Mass-form of Verb+になる.” It was analyzed based on comparison with Indonesian and Vietnamese students, and Japanese teacher’s judgment. Next, it reviewed the teaching materials and clarified the problems. The results are as follows. The mixture of replace form and the errors of“お食べになる” were seen only by Korean learners of Japanese. Next, the mixture of prefixes ‘o’ and ‘go’ and humble expressions are not influenced by the mother tongue. Rather, it may be influenced by teaching materials. The following should be added to the teaching materials. That are explanation of double and absolute honorifics, and verbs that cannot be used in honorific expressions.

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