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『とはずがたり』論 -「憂き身」意識に注目して -

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주제분류일본어와문학

초록

『とはずがたり』には作者後深草院二条の言葉として自分は「数ならぬ身」であると繰り返し叙述されている。「数ならぬ身」認識はどのような状況で語れているのかに注目した。また修行編に描かれている二条の現実における旅の形を中心に中世女性の旅の独自性について考え、それが二条の「憂き身」意識とどう関わるのかについて考察した。 宮廷編で二条が一番共感し同情している「ささがにの女」は帝にとって自分は物の数にも入らないという「憂き身」についての認識を表出している。「ささがにの女」への共感は二条自身も院に捨てられて、結局「ささがにの女」のように出家遁世の道へと歩むのと共通する面があるといえる。 修行編で出家・遁世した二条が旅先で出会う人々の中で一番共感する存在として遊女がいる。巻四の旅の始めの部分での憂き思いに沈んだ遊女への注目と、巻五での出家遁世した遊女を描く構造は二条の姿の反映であろう。 二条の「憂き身」意識は、小野小町・遊女によって表現されるように、男との関係から生じる女であることからの罪意識が根底にあると言える。若い時の栄光と現在の流浪イメージの象徴である小野小町、物思いを抱いて自分の罪を懺悔しようとする遊女との共感などからわかるように、二条の旅は女であることの罪を背負っての滅罪認識の意味を持っていると言える。

참고문헌 (9)

  1. 網野善彦, "中世の非人と遊女", pp.218~ (1990), 明石書店
  2. 今関敏子, "<色好み>の系譜", pp.144~ (1996), 世界思想社
  3. 加賀元子, "『とはずがたり』における「遊女」―その意義―", 武庫川国文, 10~ (1993)
  4. 加賀元子, "『とはずがたり』「数ならぬ身」考」『とはずがたり』の諸問題", pp.98~ (1996), 和泉書院
  5. 高木美智子, "『とはずがたり』の「離別と再会」についてー『西行物語』との共通点よりー", 香椎潟, (44), pp.77~ (1999), 福岡女子大学国文学会
  6. 寺尾美子, "とはずがたり"の旅における小町幻想とその現実, In 日記文学研究 第一集", pp.369~ (1993), 新典社
  7. 西郷信綱, "古代人と夢", pp.9~ (1972), 平凡社
  8. 馬場光子, "走る女歌謡の中世から", pp.195~ (1992), 筑摩書房
  9. 金善花, "『とはずがたり』研究ー二条の<旅>の独自性についてー", 古代文学研究, 2(13), pp.64~ (2004)

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