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近代日本の政体構想と漢学的思考様式 -福沢諭吉と原敬を中心に-

The plans of political system in modern Japan and thinking pattern of Sinology; Mainly FUKUZAWAYukichi(福澤諭吉) and HARATakashi(原敬)

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주제분류일본어와문학

초록

本稿は、福沢諭吉から原敬への思想授受を素材に、近代日本思想史の展開における漢学的思考様式の重要性を把捉しようと試みるものである。最近の日本思想史研究において、「近代の漢学」あるいは「近代における漢文脈」といったテーマに沿った研究が相ついで発表されている。だが、この分野の研究成果は決して数多いものではなく、現在のところ、その概略が紹介され、その重要性について問題提起がなされていることが、研究者の間で共通認識になりつつあるという段階にとどまっている。特に、近代日本における漢学的な発想の「内面」にまで踏み込んだ研究成果に乏しいように筆者には感じられる。以上の課題を受け、本稿は、漢文、ないし漢文書きくだし体の文章において特徴的な対句的論理形式に着目してみた。対句が多用されることによって必然的に方向づけられてゆく漢学的な思考様式とは何か。それは、対義関係にある2つの極端な理念を設定しながら、自分自身はそのどちらにも与せずに、両者を鳥瞰的に見下ろすことのできる立場にあることを望む精神的態度である。福沢諭吉はこのような立場から、1879(明治12)年当時の日本で激化しつつあった「官」対「民」の対立を相対化し、この現状に替えて、イギリス流の二大政党制と議院内閣制を導入してゆくべきことを訴えた。それは、国会を舞台に「改進党」対「保守党」の間で平穏な党争がなされ、選挙という合法的な争いに勝った党が期間を限定して政権を担当すべきだという考えをモチーフとしていた。翌1880(明治13)年、青年記者原敬も、イギリス流の政党政治の美点を説く新聞社説を複数発表している。対句を多用する漢文書きくだし体の論理形式に依拠したこれらの論説は、明らかに、前年に福沢が唱えていた政体構想からの影響を受けたものであった。福沢から原へ。両者における政体構想の授受を媒介したものこそ、対句によって基礎づけられた漢学的思考様式といえるのである。

참고문헌 (26)

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