「あられる」という敬語形式について - 国会会議録を資料として -
A Study on the Honorific Form ARARERU - Based on the Minutes of the National Diet of Japan -
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초록
本稿では、「ある」の尊敬語として使用される「あられる」という形式に注 目し、その使用状況を把握しようとした。資料として、国会会議録検索システムを用いて、最近10年間の会議録から「あられる」の様々な使用例を抽出した。分析の結果、わかったことは次のようである。まず、国会の本会議․委員会の発言には、「ある」の尊敬語として、「お ありになる」「おありだ」「あられる」の3形式が用いられており、それぞれ過去形や丁寧形などを含め、さまざまな語形と用例が確認できる。そのうち「あられる」という形式を検索した結果には、<断定>の「である」の尊敬形式も含まれるが、<存在․所有>を表すものも様々な用法を見せている。具体的には、所有者敬語と認められる場合には、さまざまな種類の名詞が所有物として使われており、特に思考とかかわる名詞や、経験など抽象的なものが多いことがわかった。その他、改まった会議場面を意識して、フォーマルに表現しようとたものと考えられる用例もみられる。
Abstract
This paper focuses on ARARERU used as a subject honorific form of ARU. To research the condition of usage of ARARERU, I used the search system of the Minutes of the National Diet of Japan. The results of the research are as follows: First, there are three forms of subject honorifics OARININARU, OARIDA, and ARARERU used in the National Diet of Japan, each of which includes past tense and polite forms. The results from the search for ARARERU include the form of declarative DE-ARARERU, and examples of existence/ possession also. The examples of existential/possessive ARARERU show various uses. Specifically, in the case of possessor honorific, a variety of nouns are used as possessions, and there are many abstract nouns, especially words that are related to thinking, experiences, and so on. Not only possessor honorific, but there are also uses considered to try to speak formally in the context of the National Diet.
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