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「-的」の連体修飾用法に関する一考察― 「A的ノB」「A的B」「A的ナB」形式を中心に ―

A study for the usage of「-的(teki)」modifies a noun

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주제분류일본어와문학

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「-的」は, 一般の形容動詞とは異なって,「ナ」を伴わずに「A的B」という形式の用法(「語幹」連体用法,e.g.) 庶民的性格, 積極的支持)が成立可能である。本稿は, このような「A的B」という「-的」の「語幹」連体用法を手がかりとして,「A的ノB」と「A的ナB」形式の用法(「ノ」連体・「ナ」連体用法)と比較しながら 各用法における特徴や起源に関して考察を行った。その結果, 明治期における「語幹」連体用法は, 比較的早い時期における「-的」の用法による影響と, 漢語の強い造語力, また, 多義性をもつ「的」自体の曖昧な「意味機能」の影響によって, 使われるようになった。さらに, 明治期に入ってからは, 翻訳の影響も加え, さらに多く使われるようになった。また, 明治期における「ナ」連体用法は, 現代日本語と比べて, その意味範囲は狭かった。しかし,「ナ」連体用法は,主に翻訳語として使われるに際して, 先に発達した既存の「ノ」・「語幹」連体用法が表現し切れなかった「相対形容」に使われ, その使用が拡大したと考えられる。最後に, 明治期における「-的」の連体用法は, 形式上には主に, 三つの用法(ノ・語幹・ナ)に分けられるが, その「意味機能」においては大きく二つの用法(ノ・ナ)に分けられる。そこで, その基準として考えられるのは,主に程度副詞と共起できるか否かである。

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