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『西行法師家集』本文考 -現行流布本と近似する本文系列-

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주제분류일본어와문학

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『西行法師家集』の現行流布のテキストの信頼性の問題をめぐって、本稿では、調査できたこの集の諸本について、本文校訂のための伝本分類として四系列分類の試案を提示した。また、四系列のうちの李花本と近似する本文系列の諸本とその本文の性格について、歌本文の独自異文のバリエーションを具体的に比較吟味した。このような検討を通じて、現行流布のテキストである李花本について、信頼し得る本文への校訂と関わって、目安の立った事柄をまとめてみると、以下の通りである。(1) 李花本を底本とする本文校訂に有効な伝本分類を試みると、管見諸本は、現行流布本系列⋅後出本系列⋅異本Ⅰ系列⋅異本Ⅱ系列の四系列に分けられる。(2) 李花本の本文校訂のためには、まず李花本と近似する本文系列である現行流布本系列の諸本間の本文変化のバリエーションの有りようを明らかにする必要がある。(3) 現行流布本系列の諸本のうち、李花⋅国学⋅共立本は奥書の点で合致し、周嗣書写本群として下位分類できる。(4) 李花本には誤謬または意改の独自異文が少なくない。それらの多くは同群の他本または同系列の他本によって妥当な本文に改めることができる。(5) 国学本は、李花本に比べて独自異文や誤謬が少なく、李花本の異文に対して妥当な本文を持つことが多い。尤も独自の意改異文はその位置づけをしておく必要があるが。(6) 共立本は、李花⋅国学本に比べて誤謬の異文がかなり生じている。但し、李花本や国学本の異文に対して妥当な本文を持つことがある。(7) 周嗣書写本群と本文が近似する葉室⋅東大甲本は、それぞれ独自異文があるが、周嗣書写本群の本文の揺れに対して、妥当な本文の判断の目安となるばあいがある。(8) 天理本と中央本は、それぞれ意図的な本文改変として判断される独自異文がかなりある。現行流布本系列の本文の享受の在り方の一端が伺え、注目される。

참고문헌 (6)

  1. 犬井善寿, "西行和歌歌番号対照表, 私家版" (1988)
  2. 久保田淳, "西行全集", pp.353~474 (1982), 日本古典文学会
  3. 呉文炳, "国書聚影", pp.128~148 (1962), 理想社
  4. 高城功夫, "山家集諸本の研究(一)", 東洋大学大学院紀要, 7, pp.137~176 (1971), 東洋大学大学院
  5. 寺沢行忠, "西行上人集伝本考", 経済学部日吉論文集, 35, pp.1~86 (1985), 慶應義塾大学経済学部
  6. 寺沢行忠, "西行集の校本と研究" (2005), 笠間書院

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