본문 바로가기
KERD
논문KCI 등재

日本思想史学の方法と「宣長問題」

A method of Japanese intellectual history and the issue of Norinaga

0

조회

0

다운로드

5

인용

0

참고문헌

키워드

주제분류일본어와문학

초록

本稿は、本居宣長が「皇国」至上主義の代表として、また近代において「日本」論の原型として利用されてきた、いわゆる「宣長問題」と呼ばれる問題を再考するものである。彼は確かに「皇国」という語を自覚的に選択し頻繁に使用した。しかし、彼が最初から「皇国」を用いたわけではなく、それは彼の大著『古事記伝』の段階において、すなわち『古事記』注釈の過程のなかで意識され始めたものと見られる。一般に、宣長の偏狭で信仰的な「皇国」主義と『古事記伝』における緻密な学問的態度とは矛盾するように峻別して評価されてきたが、そういった視点は宣長理解ないし宣長批判としても正確ではない。具体的には、宣長が自国をあらわす用語を「御国」から「皇国」へと書き替えたことに注目し、そして、そこにおいて荻生徂徠の「皇和」という語の発見が前提になっていることを指摘した。よって、徂徠の中華至上主義と宣長の「皇国」至上主義といった図式的な理解は、いずれもあくまで現代の国家意識を持ち込んだ議論に過ぎないと批判することができる。論旨を展開するにあたって、順序としては逆のようだが、近代日本の代表的な宣長言説から論じ始めた。主に村岡典嗣と丸山真男の宣長論に触れたのは、第一に、両者が日本思想史の構築という同時代の問題意識をもって、思想史学の方法論を宣長に求めた点、それ故に宣長の神話解釈に依拠してしまった点を指摘するためであった。第二に、両者により定説となった徂徠学と宣長学の影響において、とりわけそれは歴史認識を規定する古文辞学の方法の側面であったが、実はそれ以上に、「皇国」という語の選択をめぐっても深い関連が確認されるからであった。その点が他ならぬ徂徠や宣長にとっての現代的な課題であったと考えられる。

참고문헌 (35)

  1. 岡井慎吾, "漢字の訓解と校勘の学, In 近世日本の儒学" (1939), 岩波書店
  2. 神野志隆光, "<聴く>天皇――『古事記』における天皇, In 太田善麿先生追悼論文集 古事記⋅日本書紀論叢" (1999), 続群書類従完成会
  3. 国民文化会議, "丸山真男と市民社会" (1997), 世織書房
  4. 子安宣邦, "本居宣長" (1992), 岩波書店
  5. 子安宣邦, "「宣長問題」とは何か" (1995), 青土社
  6. 子安宣邦, "本居宣長とは誰か" (2005), 平凡社新書
  7. 田中康二, "本居宣長の大東亜戦争" (2009), ぺりかん社
  8. 玉懸博之, "村岡典嗣, In 二〇世紀の歴史家たち2 日本編下" (1999), 刀水書房
  9. 日本思想史懇話会, "特集 日本思想史学の誕生――津田⋅村岡⋅和辻", 季刊日本思想史, (63) (2003)
  10. 野口武彦, "本居宣長の古道論と治道論, In 宣長選集" (1986), 筑摩書房
  11. 芳賀矢一選集編集委員会, "芳賀矢一選集" (1982), 国学院大学
  12. 東より子, "宣長神学の構造――仮構された「神代」" (1999), ぺりかん社
  13. 前田勉, "新編 日本思想史研究――村岡典嗣論文選, In 東洋文庫" (2004), 平凡社
  14. 前田勉, "増補 本居宣長, In 東洋文庫" (2006), 平凡社
  15. 丸山真男, "日本政治思想史研究" (1983), 東京大学出版会
  16. 丸山真男, "普遍の意識欠く日本の思想", 丸山真男集, 16 (1995), 岩波書店
  17. 丸山真男, "歴史意識の「古層」 同 忠誠と反逆――転形期日本の精神史的位相" (1998), ちくま学芸文庫
  18. 丸山真男, "日本思想史における「古層」の問題, 同集11巻" (1979)
  19. 丸山真男, "原型⋅古層⋅執拗低音――日本思想史方法論についての私の歩み, 同集12巻" (1984)
  20. 丸山真男, "政事の構造――政治意識の執拗低音, 同集12巻" (1985)
  21. 丸山真男, "自己内対話" (1998), みすず書房
  22. 村岡典嗣, "本居宣長, 増補版" (1928), 岩波書店
  23. 村岡典嗣, "日本思想史研究, 増訂版" (1940), 岩波書店
  24. 村岡典嗣, "日本文化史概説" (1938), 岩波書店
  25. 村岡典嗣, "続 日本思想史研究" (1939), 岩波書店
  26. 村岡典嗣, "<対談>, 本居宣長", 文芸, (10) (1942)
  27. 村岡典嗣, "日本思想史研究 第三" (1948), 岩波書店
  28. 村岡典嗣, "日本思想史研究 第四" (1949), 岩波書店
  29. 村岡典嗣, "日本思想史研究 五冊(『神道史』『日本思想史上の諸問題』『宣長と篤胤』『日本思想史概説』『国民性の研究』)" (1956), 創文社
  30. 本居宣長, "馭戎慨言 大野晋⋅大久保正校訂(1968‐1993)", 本居宣長全集, 8, 筑摩書房
  31. 本居宣長, "古事記伝, 同全集9‐12巻"
  32. 本居宣長, "本居宣長随筆, 同全集13‐14巻"
  33. 吉川幸次郎, "仁斎⋅徂徠⋅宣長" (1975), 岩波書店
  34. 米谷匡史, "丸山真男の日本批判", 現代思想, (22) (1994)
  35. 渡辺浩, "東アジアの王権と思想" (1997), 東京大学出版会

관련 논문AI추천

이 간행물의 다른 논문 (8건)