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文字無き古代日本の実現 ―『古事記伝』の『古事記』序の読みを中心に―
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주제분류일본어와문학
초록
本稿は、本居宣長の言語認識に焦点を当てていた小林秀雄の宣長批評を一つの手がかりにし、宣長が彼の半生をささげた『古事記』注釈の意味を考えようとしたものである。宣長にとって『古事記』は、文字をもたなかった古代日本の、あるべき「古語」を見出し得る第一の文献であった。『古事記』序を証明資料として用いたことや、注釈の対象として『日本書紀』でなく、『古事記』を選んだことなどは、こういった認識に深くかかわっている。ただし、以上のような議論だけでは、『古事記伝』そのものに即した宣長理解あるいは宣長批判にはならず、そこで本稿は『古事記伝』のテキスト分析の重要性を問題提起として確認したのである。ひとまずの結論として、宣長の『古事記』注釈の営みは「(古)言」探しという方法的自覚と相まって「(古)事」を求めていたところに意味があると指摘し、だからこそ『古事記伝』において『古事記』は世界の原典として成り得たのだろうという今後の展望を示した。
참고문헌 (14)
- 神野志隆光, "古事記, 新編日本古典文学全集1" (1997), 小学館
- 坂本太郎他, "日本書紀 上・下, in 日本古典文学大系67・68" (1965), 岩波書店
- "契沖全集" (1973), 岩波書店
- "賀茂真淵全集" (1977), 続群書類従完成会
- 大野晋, "本居宣長全集" (1968), 筑摩書房
- "小林秀雄全作品27 本居宣長 上・下" (2004), 新潮社
- 折口信夫, "口承文学と文書文学と, in 折口信夫全集5", pp.181~ (1995), 中央公論社
- 神野志隆光, "古事記と日本書紀", pp.11~32 (1999), 講談社
- 神野志隆光, "漢字テキストとしての古事記", pp.198~222 (2007), 東京大学出版社
- 子安宣邦, "本居宣長", pp.53~82 (2001), 岩波書店
- 子安宣邦, "宣長学講義", pp.95~130 (2006), 岩波書店
- 子安宣邦, "日本ナショナリズムの解読", pp.37~57 (2007), 白澤社
- 津田左右吉, "津田左右吉全集 別巻1 神代史の新しい研究/古事記及び日本書紀の新研究", pp.21~ (1963), 岩波書店
- 中沢見明, "古事記論", pp.3~ (1929), 雄山閣
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