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源氏物語の享受作品の呼称について -“須磨源氏” を中心に-

Study about the naming on The Influences of The Tale of Genji -focusing on Noh “Suma‐Genji”-

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주제분류일본어와문학

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源氏物語の本文ですら揺ぎら始めた今日、源氏物語の影響を受けたとされる後世の作品群も、独自の価値を今後一層、積極的に見いだすべきであると考える。そのような観点から、源氏物語の享受作品について、光源氏、光君という源氏の呼称がどのように記されているかを考察した。その際に、中世の作品で、源氏が霊となって登場する謡曲須磨源氏を中心に考察したが、享受というのは影響を受けたもの全てを指すという観点から、ここに翻訳作品も含め、また今一度光、という語のついたこの呼称そのものの再検証を行うなど、総合的にこの二つの呼称について論じた。源氏物語では、首巻桐壺卷の途中で、世の人が稀有な美質を愛で、帝の寵愛の深い藤壺の宮と並び称する形で幼い源氏を光君と称したとあり、桐壺巻末では、高麗の相人が観相の際、光君と称したともある。そして次卷の帚木卷冒頭、唐突に光源氏と記されているのである。これに対し、須磨源氏では、二つの現在検分し得る本文を見ると、高麗の相人の観相の折には、光君という言葉は出てこず、それ以降光源氏と呼ばれた、という文言のみがある。そして藤裏葉卷で、栄華の絶頂に到達した時点で初めて、光君と呼ばれたとあるのである。つまり源氏物語では光君→光源氏という呼称の登場順序であるのに対し、須磨源氏では光源氏→光君となっているのであり、このことの意味するところを、前述のような多角的な視点から考察したものである。

Abstract

We have to study harder not only The Tale of Genji, but also the Influences of this. So I studied about “Hikaru‐Genji”, “Hikaru‐Kimi” on Noh text“Suma‐Genji”and some works just like Korean and English translations on this paper. On The Tale of Genji, At KIRITSUBO, people loved Genji’s beauty and ability. And the fortune‐teller from Koma have called him Hikaru‐Kimi. After then, he have been called Hikaru‐Genji. But On the Suma‐Genji, Genji have called Hikaru‐Genji at first and at the greatest time of his life (when he had become just like the Ritired Emperor at FUJINOURAHA), people praised and called him Hikaru‐Kimi.Is this strange things or not? On this paper, I studied this point.

참고문헌 (18)

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