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日韓接触場面における二者と三者の初対面会話の 話題開始と情報交換の分析 - 会話データ分析の手法を学ぶ教材開発をめざして -

An Analysis of Topic Opening and Information Exchange in the Japanese- Korean First-time Face-to-face Conversation between Two and Three Parties: Aiming to Develop Teaching Materials to Learn Conversation Data Analysis Methods

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本研究の目的は、日韓接触場面における二者と三者の初対面会話を対象に、話題開始と情報交換の方 法の特徴を明らかにし、会話データ分析の初学者対象の教材開発へつなげる観点を考察することであ る。調査では、日本の大学の留学生1名(韓国語母語話者)を基軸に、20分程度の初対面二者・三者の会 話データを収集した。分析では、全会話の話題区分を行い、参加者別に、(1)話題開始の頻度と方法、(2) 情報提供数、(3)情報交換の型の集計を行った。分析の結果、(1)は、二者と三者会話で学習者の話題開始 の頻度に違いがあり、特に三者会話では参加者間で頻度の不均衡さが観察された。ただし、話題開始の 方法は、二者と三者会話でともに情報要求による話題開始が多い傾向が観察された。(2)は、二者・三者 会話ともに参加者間で比較的均衡に情報提供が行われる傾向が観察された。(3)は、二者と三者会話で ともに、話題を導入する情報要求とそれに対する応答で情報交換が行われる点は共通していた。しか し、三者会話では、2人の母語話者の異なる情報交換の型が観察された。(1)-(3)より、話話題開始や情報 交換の型に多様性が見られるものの、参加者間の情報提供数は二者と三者で比較的均等であったと考 えられる。さらに、会話後に、各参加者に個別に行ったフォローアップ・インタビューでは、他の参加 者と情報交換ができた点などを肯定的に評価する報告を行った。以上をふまえ、会話データ分析の手 法を指導する教材開発の観点として3つの提案を行った。

Abstract

The purpose of this research is to consider and clarify the characteristics of the method of starting a topic and exchanging information in a first meeting conversation between two and three parties in a Japanese-Korean contact situation, with a view to developing teaching materials for beginners of conversation data analysis. In the survey, the author collected the conversation data of two or three people who met for the first time for about twenty minutes, which centered on one international student (a native speaker of Korean) from a Japanese university. In the analysis, the topics of all conversations were classified as : (1) the frequency and method of starting the topic, (2) the amount of information provided, and (3) the types of information exchange which were then tabulated for each participant. The result of the analysis clearly shows that the amount of information provided among the participants was relatively equal even though the number of participants was different. However, diversity was observed in the types of topic initiation and information exchange. Based on the above characteristics, the author made three proposals that will lead to the development of teaching materials from the perspective of teaching conversational data analysis methods.

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