韓日における家族間の親密性についての比較考察 -リメイク版のドラマ分析を通して-
0
조회
0
다운로드
3
인용
0
참고문헌
키워드
초록
リメイク版ドラマ制作の魅力は、定評のある原作に依拠することによって、ある程度の視聴率が確保できるということにあると考えられるが、実際の制作には、視聴者の共感を引き出す仕掛けが必要になる。例えば、同一言語内で、過去に製作されたドラマを新たに作り直すときは、時代の変容をどのように加味するかが成功のカギを握る。一方、異なる言語間におけるドラマのリメイクの場合は、原作の内容をいかに自国化できるのかが視聴者の共感を引き出すポイントになる。だから、異なった言語間におけるリメイク版のドラマは、当該国における人々のライフスタイルや価値観、風俗習慣などの相違点を見つけ出すのにいいテキストであるといえる。こういうことを念頭において、本稿では、テレビドラマ結婚できない男の原作である日本版と韓国で製作されたリメイク版との比較分析を通して両国における相違点をなるべく詳細に抽出しようとした。ドラマ分析を通して分かるのは、両ドラマにおける家族間の親密性には差が読み取れるということである。深入りも辞さない韓国の家族関係とは違って、日本の場合は、いくら親子であるとはいえども、ある程度の距離を保っている。両国における差については、「付かず離れず、中間的な距離を保つ営み」のような日本的「付き合い」や儒教の教えに基づいた韓国の伝統文化などのような文化的土台の違いが人々の生活に影響を及ぼしていると結論を出してしまいがちである。しかし、日本社会における親密性の変容あるいはその保ち方や表し方の変貌は、実は、日本社会だけに現れる結果ではなく、アンソニ・ギデンズが指摘したように、現代社会における親密性の変容として考えなければならない。同じく工業化・都市化の過程を経験した韓国社会でも何れ日本と同じような問題に直面するということである。しかし、ドラマが実際のライフスタイルに何らかの意味でつながっていることを思うと、韓国社会には儒教文化が依然として根強くあるということを意味する。儒教文化をめぐる各世代の困惑も考えられるが、それでも何かを人生の指針として、支えとして選び取る場合、儒教文化がまだまだ有効である。韓国の社会では儒教的な家族愛や家族関係がやはりそのような思考の末に選び取られるということである。
참고문헌 (11)
- 김욱동, "번역의 미로", pp.214~215 (2011), 글항아리
- KBS2TV, "결혼 못하는 남자", ~ (2009)
- 로만야콥슨, "일반언어학이론", pp.84~85 (1989), 민음사
- アンソニ, "親密性の変容", pp.145~ (2006), 而立書房
- 金良俶, "日本の女性のライフスタイルに及ぼした韓流文化の影響", 日語日文学研究, (67), pp.375~400 (2008), 日語日文学会
- 金良俶, "日本社会におけるつながりの変容―出会いの場としての法事", 日本文化研究東亜細亜日本学会, pp.71~85 (2011)
- NHK放送文化研究所, "現代社会とメディア・家族・世代", pp.39~58 (2008), 新曜社
- フジテレビジョン, "結婚出来ない男", ~ (2006)
- 森田芳光, "家族ゲーム" (1983), 日本アート・シアター・ギルド
- 山崎正和, "社交する人間", pp.286~315 (2003), 中央公論新社
- 湯沢雍彦, "新データで読む家族問題", pp.238~241 (2008), NHKブックス
