日本大衆文化を扱った授業の受容度に關する韓國人學習者の意識
The awareness of korean learners about the class adopting Japanese pop culture
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초록
最近の韓国では、日本大衆文化の制度的な開放を機に、日本大衆文化を日本語教育と結びつけるといった試みや研究が行なわれるようになった。しかし、その基礎的な研究として、日本大衆文化を扱った授業を取り上げた研究は、日本大衆文化についての学習者の興味の度合いや、好みの学習素材などを調べるアプローチにとどまっている。学習の主体となる学習者についての具体的な理解が不足している中、本稿では、韓国人学習者の日本大衆文化を扱った授業の受容度に関する認識の構造を明らかにすることを研究課題として設定した。 分析は、韓国人日本語学習者131名を被験者とし、「日本大衆文化への関心度と学習経験」、「日本大衆文化を取り入れた日本語授業に関する認識」等から成る調査紙を用いて行った。その結果、日本大衆文化を扱った授業の受容度は「効率不安」、「好意的な受容」、「消極的な受容」、「授業の否定」の4つの因子により説明でき、韓国人学習者は日本大衆文化を扱った授業について次の二つの側面から認識していることが伺えた。 一方は、韓国というJFL環境の下、コミュニケーション能力の向上に役立たせる有効な学習リソースとして日本大衆文化を認識し、日本語の授業においての活用を期待しているが、他方では、そうした授業に関する情報や教授法などが普及されてない現状などから、学習への不安と、従来の授業方式へのこだわりを見せるのである。 こうした分析の中で、韓国人学習者は、大衆文化素材を取り入れた授業を、既存の授業方式とは異なる性質のものとして認識していることが明らかになったといえよう。 既存の授業方式とは異なる新たな教科内容を授業に導入するに当たっては、より効果的な学習のために、教師が学習者のニーズを把握し、それを考慮したサポートを行なうことが必要であることが指摘できよう。
