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日本語のことわざに表れるジェンダー

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주제분류일본어와문학

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本研究では、日本語のことわざには、どのようなジェンダーが表れるのかを(1)一般的な男女、(2)家の成員として の男女、(3)それ以外にジェンダー的要素を持つことわざの3つの項目に分類し、それぞれの特徴を明らかにした。  対象とした辞典の見出し語数は、重なり語数で3万1千395個あり、その中から一般的な男女を表すものは、408個、家 の成員としての男女では715個、それ以外のジェンダー的要素を持つことわざでは415個と、計1535個のことわざが抽出さ れた。  (1)では、男性を表すものが105個、女性を表すものが247個と女性の方が圧倒的に多く、容姿や化粧、髪型などの 見た目に関するものが多く見られ、性格や歳、知恵に関するものなどは男性よりもマイナス的な批評が目立った。男性を表 すものでは、かくあるべき男性の姿と態度を表すものが多く、浮気や色情においては肯定的なものであった。また、役割分 担や育て方などは特に、男女を区別するものが多く見られ、性別の差により物事が決定されていたことが明らかとなった。  また、(2)家の中の男女においても女性を表すものは444個、男性は161個と約3倍の多さで、62%が家の中の女性 を題材にしたことわざであった。その中でも最も多かったのが妻であり、続いて多く抽出されたのは嫁と姑であった。嫁、姑 のそれぞれを題材にしたものと嫁と姑の両方を題材にしたものを合わせると、家の中の男女を表す呼称の過半数を占めてい た。これは、家父長的な家制度の下におかれた男女の価値が反映している。特に、女性は家を守り、子孫を残す性の 役割が強く期待されただけに妻や嫁、そしてそれを迎え入れる姑に関することわざが多く生まれたと言える。  そして、(3)それ以外のジェンダー的要素を含むことわざでは、意味だけではなく佐々木(2000・2003)を参考にこ とわざの文句にある語彙を抽出し、どのようなジェンダーがことわざの題材となっていたかを分析した。その結果、男性を題 材にしたものでは、282個、女性を題材にしたものは122個と男性の方が多く抽出され、ジェンダー的語彙は、それぞれ43 語ずつあった。男性を表すことわざでは、現代では見られない社会的身分を表す語彙が多く見られた。中でも最も抽出 数が多かったのは君子であるが、男性のとるべき行動や姿を教訓的に表したものが多く見られた。その他には医者や坊 主、侍、武士などもあり、前者は否定的なものが多く、後者は肯定的な内容のものであった。これは、医者と坊主の資 格の問題と檀家制度とその権力の大きさに対する市民の不平不満を表したものであった。また、女性を表すものは時代に 構築された役割と性質を題材にしたものが多く、お産や産、傾城や女郎などの語を用いたことわざが多く見られた。女性を 表すものには、男性中心の社会構造の下層に属する女性が身体的な性差によって批評されるものが多いことから思想傾 向の装置として性が大いに機能していることが明らかとなった。

참고문헌 (13)

  1. 渡辺友左, "ことわざに表れた性差別 男と女のことわざ事典" (1995), 南雲堂
  2. 北村孝一, "ことわざとは何か", 言語, 125(7) (1996), 大修館書店
  3. 武田昭, "「ことわざ学」の展望", 言語, 125(7) (1996), 大修館書店
  4. 鄭芝淑, "比較ことわざ学の可能€性. in:言語文化論集" (2007), 名古屋大学大学院国際言語文化研究科
  5. Taylor,Archer, "The Proverb" (1931), Harvard University Press
  6. 中村桃子, "ことばとジェンダー" (2001), 頸草書房
  7. 佐木瑞枝, "男と女の日本7語辞典 上巻" (2000), 東京堂出版
  8. 佐木瑞枝, "男と女の日本L語辞典 下巻" (2003), 東京堂出版
  9. 佐木瑞枝, "日本語ジェンダー辞典" (2009), 東京堂出版
  10. 鈴木棠三, "新編 故事ことわざ辞典" (1992), 創拓社
  11. 高群逸枝, "今昔の歌" (1959), 講談社
  12. 見田宗介, "社会学事典" (1988), 弘文堂
  13. 新村拓, "日本医療史" (2006), 吉川弘文館

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