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後期江戸語のアスペクト体系に関する考察 ー『浮世風呂』『浮世床』を中心にー
A study on the aspect system of language in the latter part of the Edo period
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주제분류일본어와문학
초록
現代日本語のアスペクトは、動詞の基本形「ル」(完成相)と、「テイル」(継続相)の相補的な対立関係で捉えることができるが、中古・中世においては「ル」が継続相を表していたことが、先行研究によって確認されている。本稿では、中世末期以降に動詞の基本形が継続相の機能を失っていく過程を明らかにすることを目的として、後期江戸語の『浮世風呂』『浮世床』を資料にアスペクト表現の分析を行なった。その結果、テイル表現が動作継続を表す用例は多数あり、この時代にはテイルが結果の状態も動作の継続も表していたが、会話文で発話時現在その場で進行している事象について述べる場合には、「テイル」ではなく「ル」が用いられていることが分かった。また、「ル」はその他に長期的な動作継続や反復も表し、結果継続の例も見られたが、これらは「テイル」の表す意味と重なっている。中世末期には動作継続も表していた「テアル」については、資料中では動作継続を表すものはなく、全て結果状態を表していた。このことから、アスペクト体系において後期江戸語は、現代語に移行する前段階にあったといえる。
참고문헌 (10)
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