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抄物における漢字音と先学の説―玉塵抄と詩学大成抄を中心に―

Sound of Chinese Characters and View of Zengaku in Shomono

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주제분류일본어와문학

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本稿は、惟高妙安が『玉塵抄』(1598)と詩学大成抄(1561)の中で、漢字音と関わるどころでどのような先学の説を、どのような形で継承しているかを具体的に考察し、先学の説での漢字音と当時の漢字音とのかかわりなどを観察してきたものである。その結果、惟高妙安は漢字音にかかわる説明において、景徐周麟をもっともよく引いていること、続いて、教家、真乗の説もよく引いていることがわかった。先学の説の内容をみると、その当時における呉音と漢音の対立を示しているもの、清濁で対立しているもの、先学によってただ単に対立している漢字音を示している場合などがあった。また、惟高妙安が抄文の中で先学の説を受けて論じている漢字音と当時の他の漢字音資料の漢字音と比較してみた結果、抄物での呉音・漢音と『文明本節用集』の呉音․漢音はほとんど一致していることから、その当時の五山禅僧においては、呉音と漢音の分類についてある程度の共通理解があったことが明らかになった。漢字音の清濁についても惟高妙安は、真乗を景徐とともに重視していたことが分かった。なお、真乗は、一つの漢字が先学によって清濁で対立している場合、いずれも清音に読むべきであるとしている点が注目される。また、先学の説での漢字音と当時の識字層に広く用いられている一般的な通俗漢和辞書の『倭玉篇』の音注の重なり具合いが高いことが明らかになった。

참고문헌 (14)

  1. 来田隆, "抄物による室町時代語の研究" (2001), 清文堂
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  3. 柳田征司, "室町時代語資料としての抄物の研究" (1998), 武蔵野書院
  4. 山田潔, "玉塵抄の語法" (2001), 清文堂出版株式会社
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  7. 湯沢質幸, "日本漢字音史論論考" (1996), 勉誠社
  8. 大塚光信, "新抄物資料集成 玉塵" (2000), 清文堂
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  10. 中田祝夫, "抄物大系別刊玉塵抄 (国立国会図書館本)" (1970), 勉誠社
  11. 中田祝夫, "文明本節用集研究並びに索引" (1970), 勉誠社
  12. 中田祝夫, "慶長十五年版倭玉篇研究並びに索引" (1966), 勉誠社
  13. 馬渕和夫, "韻鏡校本と広韻索引新訂版" (1970), 厳南堂
  14. 柳田征司, "詩学大成抄の国語学的研究 影印編上下" (1975), 清文堂

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