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〈膝栗毛もの〉画題の伝承 -「洗濯物に腰抜かす」 「五右衛門風呂を踏み抜く」 を軸に-

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주제분류일본어와문학

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「洗濯物に腰抜かす」 話、及び 「五右衛門風呂を踏み抜く」 話を画題とした作品群を軸に、原作の挿絵からの変容の軌跡を、年代順や表現様式ごとに丁寧に辿っていくことで、〈膝栗毛もの〉画題の伝承を考察することを本稿の目的とした。よって〈膝栗毛もの〉画題受容の全体構造のなかで 「五右衛門風呂を踏み抜く」 モチーフの他、『道中膝栗毛』・『膝栗毛道中雀』という揃物に取り上げられる絵画モチーフは、以降〈膝栗毛もの〉画題が形成される決定的な役割を果たしていることを確認した次第である。先行作の有無に関わらず、『道中膝栗毛』・『膝栗毛道中雀』が工夫したり創案した絵組が大体継承されるなかで、「洗濯物に腰抜かす」 話柄を描出する『膝栗毛道中雀』 「濱枩泊」 は例外的ケースであった。以降登場する多くの〈膝栗毛もの〉に繰り返し利用され、一つの定型としてパターン化したのは、初代広重自ら先んじて刊行した『膝栗毛道中雀』 「濱枩泊」 ではなく、『東海道五十三対』 「二川」 の 「型」 であるからである。〈膝栗毛もの〉画題において最も大事な役割を果たしたと思われる揃物『道中膝栗毛』・『膝栗毛道中雀』の占める文芸史的位置を確かめた他にも、この揃物ではない他の作品が創案した図様(例えば、入り方で悩むという序幕を捉えた合巻『絵本膝栗毛』)や、魯文作・芳幾画の合巻風錦絵が、魯文作・芳直画の滑稽本風合巻を意識した可能性が極めて高いことを指摘できたことも本稿の意義として挙げられる。

참고문헌 (7)

  1. 中村幸彦, "稀書複製会叢書, 第七巻" (1989), 臨川書店
  2. 中村幸彦, "東海道中膝栗毛. in: 新編日本古典文学全集" (1995), 小学館
  3. 谷真介著, "21世紀に読む日本の古典、東海道中膝栗毛" (2002), ポプラ社
  4. 常葉美術館発行図録, "東海道中膝栗毛の世界展", ~ (2008)
  5. 拙稿, "浮世絵に見る'東海道中膝栗毛'滑稽の旅", 浮世絵芸術, (151) (2006), 際浮世絵学会
  6. 安岡章太郎著, "ビジュアル版日本の古典に親しむ、東海道中膝栗毛" (2006), 世界文化社
  7. 人文社編集部他, "古地図・道中図で辿る東海道中膝栗毛の旅" (2006), 人文社

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