日本俗語辞典に現れる省略表現に関する考察
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초록
本稿は、俗語辞典に載っている略語の特徴を考察するため、日本俗語大辞典を分析資料として用いて品詞別・モーラ別・行別・語種別・省略の型別といった五つのカテゴリーに分けて詳細に分析し、それを数値化してみた研究である。考察を通じて明らかになった俗語辞典に現れた略語の主な特徴をまとめると、下記のようになる。一. 品詞別の分析結果、俗語における略語の典型的な品詞は名詞であり、その他の品詞は省略しやすさと原語への連想しやすさという観点から省略されにくいと言える。二. モーラ別の分析結果、ほとんどの略語が2、3、4モーラに集中しており、三つのモーラを合わせると全略語の96.7%に達していた。また、5モーラ以上の略語は合計16語しか出現しておらず、比率で見てもわずか3.3%に過ぎなかった。これは2モーラを基本とする日本人の音感覚に起因する結果であると思われる。三. 行別の分析結果、「ア行」での略語が最も多く、続いて「カ行」「サ行」「ハ行」の順であった。一方、「ナ行」「ヤ行」「ワ行」などの出現頻度は少なく、特に「ワ行」の略語は8語しか出現しなかった。これは日本語の五十音ごとの語彙分布と関係があり、具体的には「カ・サ・ナ・ラ行」を通じて確認することが確認できた。四. 語種別の分析結果、「単純語」略語の場合は「外来語>和語>漢語」の順であり、「単種複合語」略語は「外来語+外来語」、「混種複合語」略語では「和語+漢語」「和語+外来語」「漢語+外来語」略語が同じく24語出現した。特に、単純語のうち、「外来語」略語は、略語の典型的なモーラである4モーラよりも2モーラの方が約2倍ほど多く出現したが、これは4モーラを長いと感じる若者の増加が短いモーラ略語の生成に繋がった結果であると思われる。五. 省略の型別の分析結果、「単式省略」略語が311語、「複式省略」略語が216語で、省略の型は原語の一カ所のみを省略するパターンが多かった。また、単式省略の中でも「下略」略語が65.9%でほとんどであることから、俗語辞典における略語の代表的な省略の型とは、原語の後ろの部分のみを省略する型であると言える。これは分析資料は異なるものの、蜂矢(1988)の先行研究や拙稿である金鎔均・徐慶元(2011)での考察とも一致する結果であった。
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