觀念指示用法における「コ・ソ・ア」について-その意味素性及び機能領域の特徵を中心に-
On Japanese Demonstratives, [Ko,So,A] in their Notional Referent Usages- Focusing on the characteristics of their semanticfeatures and functional domains -
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Abstract
日本語の指示詞コ・ソ・アの指示用法は「現場指示用法」と「観念指示用法」に大きく分けられる。本稿では、そのうち「観念指示用法」(以下、略して「観念指示」と呼ぶ)の各指示形式(「自立型」「融合型」「対立型」)におけるコ・ソ・アの基本的な意味素性及び機能領域の特徴について、聞き手側の視点や知識と時間的・心理的遠近概念とを導入して、調査・考察した。以下、その結果をまとめておく。 まずその意味素性の特徴を遠近概念から表すと、次のようになる。 ・ 自立型では「コ①」は〔+近(S)〕、 「ソ①」は〔-近 ∩ -遠(S)〕、 「ア①」 は〔+遠(S)〕で表せる。 ・ 融合型では「コ②」「コ③」は〔+近(P)〕、「ソ②」「ソ③」は〔-近 ∩-遠 (P)〕、 「ア②」「ア③」は〔+遠(P)〕で表せる。 ・ 対立型では「コ④」「コ⑤」は〔+近(P)∩ +近(S)〕、「ソ④」は〔+近 (P)∩ -近(S)〕、「ソ⑤」「ソ⑥」は〔-近(P)〕で表せる。 さらにその機能領域の特徴について整理すると、次のようになる。 ・ 「コ①」「コ②」「コ③」「コ④」「コ⑤」共に一貫して話し手が心理的に強く関わって いる指示対象を指し示しており、この五つのコはその根底において連続して いる。 ・ 聞き手中心の関係のソである「ソ④」に対して、中立関係のソである「ソ①」「ソ②」 「ソ③」「ソ⑤」「ソ⑥」はすべて中称という共通した概念の下で連続した関係を結 んでいる。 ・ 「ア①」「ア②」「ア③」は遠称という概念下でつながっている、。
참고문헌 (2)
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