現場指示用法におけるコ·ソ·アについて -韓國語との對照という觀点から-
On Japanese Demonstratives, [Ko,So,A] in their Deictic Referent Usage- Focusing on the contrast with Korean demonstratives, [i ,geu ,jeo] -
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Abstract
日韓兩言語における指示詞は種々の面で一致すると言われている。が、一方では、「現場指示」の場合において、聞き手の視点が話し手の視点と相對立しながら、話し手が空間的または心理的に自分と相手との領域から少しはずれたものを、日本語では「ソ」で指すのに比して、韓國語では「저」で示すような相違点も見られる。すなわち、その際、韓國語では中称の「ソ」(中立指示の「ソ」)にあたる指示詞が存在しないので、話し手と聞き手がある程度離れて向かい合っているような位置關係で、そのどちらの領域にも屬さないものが「이」「그」ではない遠称「저」で指されるのである。このように、現場指示における兩言語の指示詞の使われ方には相違点が見られる。このようなことを念頭に置いて、本稿においては、 (ⅰ)現場指示の各指示形式においては、どのような要因の相違によって、兩言語の各指示詞の選擇が行なわれているか。 (ⅱ) その指示詞の指示体系の差をもたらす決定的な要因にはどのようなものがあるか。 のようなことについて考察した。 その結果は、以下の通りになる。 現場指示の「自立型・融合型・對立型」においては、①(話し手による)聞き手視点の參照樣式の有無、(現場の知覺對象に對する話し手の、)②空間的・心理的距離、③主客分離・結合の視点、④言語場への依存性などの共通の觀点が、兩言語の指示詞の指示体系の違いをもたらす決定的な要因となるようである。そして、現場指示の「融合型・對立型」においては、①(話し手による)聞き手視点の參照樣式の有無、②指示對象に對する聞き手の視点の捉え方、③空間的・心理的距離、④主客分離・結合の視点、⑤言語場への依存性、⑥領域槪念のようなものがその指示体系の差を呼び起こす決定的な要因となるようである。
참고문헌 (6)
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- "日本語敎育のための日韓指示詞の對照硏究-コソアと이그저との用法について-日本語敎育75、日本語敎育學會、p", pp.136~152 (1991)
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