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『源氏物語』朧月夜物語と和歌表現

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주제분류일본어와문학

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本稿では、花宴巻から須磨巻までを中心に朧月夜の和歌に見られる<流離>のイメージや<消滅>の感覚の意味するところを改めて検討することを通して、朧月夜物語における和歌表現のあり方について考えてみた。まず、花宴巻の朧月夜の和歌においては、彼女のさすらいの人生が暗示されていることとは別のレベルで、<流離>や<消滅>のイメージが、源氏が素姓の知らぬ朧月夜を探し求める物語の展開と密接に関わっていることを指摘した。次に、賢木巻では、和歌が朧月夜の<流離>の存在を象るよりは、厳しい情況に身を置く源氏と朧月夜の固い心の紐帯を語るべく機能していることを述べた。須磨巻の和歌では、「涙川」と「水泡」の表現を通して、朧月夜の<消滅>の感覚、いわゆる恋死の発想が彼女の身の破滅も顧みない恋の情熱を印象づけていることを検討した。さらに、朧月夜の「くゆる煙」の表現は、<流離>といったはかない女の存在性を示すというよりは、彼女の恋情や執着を効果的に表象する位相にあり、源氏との強い心の連帯を証していることを明らかにした。朧月夜は確かに源氏との恋ゆえの<心の流離>ともいうべき人生を生きるのだが、彼女の和歌表現はそれを主題化するものではなく、朧月夜の恋の情熱と源氏との強い心の紐帯を印象づける役割を果たしていたといえるだろう。

참고문헌 (9)

  1. 小川靖彦, "けぶり, In 王朝語辞典", pp.166~ (2000), 東京大学出版会
  2. 河添房江, "朱雀皇権の<巫女>朧月夜, In 源氏物語表現史ー喩と王権の位相", pp.338~339 (1998), 翰林書房
  3. 金裕千, "朝顔巻末の「みつの瀬」をめぐってー藤壺追慕と罪の救済ー", 文学・語学, (167), pp.39~44 (2000)
  4. 後藤祥子, "朧月夜の君, In 源氏物語必携Ⅱ", pp.50~51 (1983), 学燈社
  5. 清水好子, "朧月夜に似るものぞなき, In 講座源氏物語の世界 第二集", pp.250~252 (1980), 有斐閣
  6. 鈴木日出男, "朧月夜の君と光源氏, In 源氏物語虚構論", pp.445~449 (2003), 東京大学出版会
  7. 鈴木宏子, "なみだ, In 王朝語辞典", pp.319~ (2000), 東京大学出版会
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