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『源氏物語』における夕霧の人物造型と和歌
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주제분류일본어와문학
초록
「まめ人」夕霧の、非抒情的とも言える人物像の織り成す和歌の世界に注目することは、光源氏的世界とはまた異なる『源氏物語』の和歌と人物造型との関わりを探ることにもなると思われる。本稿では、そのような問題意識のもと、雲居雁、落葉の宮との、二つの恋物語における夕霧の恋と和歌との固有の関わり方、そしてそこに見られる夕霧の人物像や人間関係の様相について、特に夕霧の和歌相互の連続性や相手に作用する対他性に留意しながら考察を試みた。 雲居雁との恋物語において、和歌を通して夕霧の恋の切実な思いや雲居雁との心の繋がりが印象づけられるのは、少女巻の雲居雁との贈答や独詠においてであった。それが、藤裏葉巻に至ると、夕霧の和歌は、二人の結婚の実現という物語の予定された展開に沿って、その完成を証し立てるように機能していた。そして、その中で、幼恋を守り通した、夕霧の一途な恋の男性像が印象づけられていた。 一方、落葉の宮との恋物語では、和歌は人物造型の方法としてもっと複雑な様相を呈してくる。それによって、心の繋がりを欠いたまま相手を傷つけながら強引に思いを遂げてしまうことになる、「まめ人」夕霧の不器用な恋のありようが浮彫りにされている。特に、二人の贈答とその挫折のあり方が注目される。夕霧にとって和歌は、落葉の宮に恋情を伝えたり、強要したりする手段であって、恋に悩む内面の必然やその軌跡を描く性質のものではないように思われる。結局、夕霧の和歌によって露にされてくるのは、「まめ人」夕霧の恋心の豊かさや抒情性というよりは、その恋の曖昧さであり、それに傷つく落葉の宮や御息所の死といった人間悲劇であった。
참고문헌 (13)
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