「和漢乘合船」論
A Study on Wakanjogosen
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초록
Abstract
浮世草子系怪異小説和漢乗合船(1713年)は日本と中国の奇怪二話を一組にし、全体に十二組二四話となる。中国の志怪談の構成は1711年に来日した朝鮮通信使の李東郭が先に話される日本の奇怪談を聞いて、それに類似する中国の志怪談をその原典名を示しながら語る形をとる。ここで李東郭の設定及び彼から得たという素材出典の事実如何が疑わしい。本稿ではまずその問題を検討し、次に中国の志怪を翻訳し配置するにおいて、またそれらを翻案するにおいて、作者の姿勢を探りたい。合わせて和漢乗合船の内容特色を考察して正徳期の怪異小説の特徴を見てみたい。 李東郭との談話から得たという志怪談は実は日・中の類書から抜粋したものが多い。李東郭の設定は読者の興味を引き、素材摂取に現実性を付与するための虚構にすぎない。 原話の翻訳を収録するにおける作者の姿勢については、類似した日・中の怪奇を多く載せようとした意向が伺われる。が、それは表面にすぎず、翻訳収録は原話をもっていかに原話離れの翻案を創作するか、その手腕を見せるところにある。原典名を示した翻訳収録によって、本書は幾分怪異談事典的な要素を持つ文芸作品としての未熟さが認められる。しかし、作者が原話を翻案する際、原話を忠実に翻案した先行作伽婢子の方法に問題意識を投げかけ、時代背景や地名や人物名を日本に求める他に原話ばなれの翻案を模索しようとした姿勢は注目すべき特徴である。 本書の内容の面では、奇怪を通じた仏教的教化を意図した章もあるが、奇怪の興味を追求した話の多いことは元禄から享保初期頃の怪異小説に見られる傾向に類似する。 和漢乗合船は、類書利用という素材摂取の方法においても、教化を内在しながら奇怪の娯楽性を追求する内容においても、元禄・享保初期頃の怪異小説に見られるその傾向とそれほど違わない。そうした特色を持する一方、既存の原話に忠実な翻案法に対する疑問を持ち、独自の原話離れの翻案をもくろんだという点に、本書の特色を認めることができ、近世の怪異小説が正徳期にいたってより創作への意識が強くなったことを伺い知ることができる。そして本書の独自的翻案創作は本書の多くの娯楽奇怪の要素とともに、引き続く次期の興味本位の怪異小説の出現を促すことにな る。
참고문헌 (2)
- "?A?X???????A?a?????@" (1993)
- "?a??????D" (1994)
