韓國人日本語學習者の學習ストラテジ-と日本語能力の關係
The Relationship between Learning Strategies and Japanese Language Competence as measured by spot:With regard to Korean Learners of Japanese
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Abstract
本硏究は韓國人日本語學習者の學習ストラテジ-使用と日本語能力との關係を明らかにし、韓國人日本語學習者の自律學習に役立てることを目的としている。 235名の學生に50項目ストラテジ-の質問紙調査を行い、回答デ-タを因子分析し、8因子を抽出した。これらを『他者利用』、『會話練習』、『注意集中』、『積み重ね』、『メディア利用』、『文字依存』、『記憶工夫』、『對照分析』と名づけた。分析の結果、8下位尺度からなる韓國人日本語學習者のための「LeSSKo-31(Learning Strategy Scale for Korean Students-31)」を作成した。日本語能力の測定はSPOT-Aを使用し、LeSSKo-31とSPOT-Aの回答デ-タを分析し檢討をした。 その結果、「他者利用」·「會話練習」·「注意集中」·「メディア利用」の4種のストラテジ-が日本語能力と關係があり、またこれらのストラテジ-は日本語能力が高い學習者が有意に多く使用していることが分かった。これらを日本語習得課程で上手に取り入れて使用すれば、言語運用能力の向上に有効であると考えられる。 また、學習者要因と日本語能力の兩者間の視点からみても、日本語習得過程で學習ストラテジ-がどう使用されているかが明らかになり、興味深い結果が出た。日本語への態度の「好き」群と「嫌い」群、來日の経驗の「あり」群と「なし」群、學院學習の「あり」群と「なし」群、高校の日本語「選擇」群と「無選擇」群、男女別の「男子學生」群と「女子學生」群の合わせて10群の各々に、上位群>中位群、中位群>下位群、上位群>下位群の關係の內、1つから3つの關係が成り立っている。その中で、高校の日本語「無選擇」群と性別の「女子學生」において、上位群>中位群>下位群という、日本語能力が高くなるほど、學習ストラテジ-の使用が多くなってくることが分かった。 以上のことから、LeSSKo-31は韓國人日本語學習者の日本語習得過程における學習ストラテジ-の使用を測るスケ-ルとして有用であることも明らかになった。
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