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「はずだった」のタの意味

A meaning of “TA” of HAZADATTA

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주제분류일본어와문학

초록

本稿では、会話、小説の地の文、新聞(会話除く)の3つのテキストに現れる「はずだった」のタの意味を「はずだった」の反事実の意味及び用法と関連付けて考察した。その結果、「はずだった」が反事実を表すか否かの割合に差はあったものの、3つのテキストにおいて「はずだった」は反事実を表す場合があり、また<予定>を表す場合、反事実を表しやすいことが明らかになった。そして、<予定>の場合、反事実を表しやすい理由を「はずだった」の「過去の予定を発話時において再度述べる」ことの必要性から生じた派生的な意味であると説明した。用例から、会話に現れる「はずだった」はほぼ反事実を表すことがわかった。また、会話における「はずだった」のタは「過去に起こらなかったことを、起こりえたことと主張する」「過去の認識を思い出す」タであり、この場合の「はずだった」のタは寺村(1984)の「ムードのタ」であると述べた。小説の地の文に現れる「はずだった」の反事実の意味は表す場合と表さない場合の割合がほぼ同じであった。また、反事実を表す場合は「はずだった」を「はずだ」に変えても反事実の意味が変わらないことから、この場合の「はずだった」のタは工藤(1993)の「<かたり>のタ」であると述べた。しかし、「はずだった」の方がより反事実の意味が強く感じられることから、寺村(1984)の「ムードのタ」であるとも考えられると述べた。それに対し、反事実を表さない「はずだった」のタは「はずだ」にしても意味が変わらないことから、「<かたり>のタ」であると説明した。新聞(会話除く)における「はずだった」は、反事実を表すか否かの傾向についてはほぼ反事実を表すという点で会話と似ていた。しかし、「はずだった」のタの意味においては反事実を表す場合は「ムードのタ」「<かたり>のタ」であるが、反事実を表さない場合は「<かたり>のタ」であり、小説の地の文と似通った特徴が見られた。

참고문헌 (12)

  1. 庵功雄, "モダリティ形式のタ形に関する一考察. in: 日本語文法の新地平2", pp.137~154 (2006), くろしお出版
  2. 岡部嘉幸, "ハズダの用法について. in: 東京大学国語研究室創設百周年記念国語研究論集", pp.947~960 (1998), 汲古書院
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  4. 工藤真由美, "アスペクト・テンス体系とテクスト―現代日本語の時間の表現―" (1995), ひつじ書房
  5. 高梨信乃, "評価のモダリティ形式のタ形について―「べきだった」「なくてはいけなかった」「ざるを得なかった」―", 日本語文法, 4(1), pp.38~54 (2004)
  6. 高橋太郎, "ことばの相談室「はずがない」と「はずじゃない」", 言語生活, 289, pp.79~81 (1975), 筑摩書房
  7. 寺村秀夫, "日本語のシンタクスと意味 第Ⅱ巻" (1984), くろしお出版
  8. 仁田義雄, "現代日本語文のモダリティの体系と構造. in: 日本語のモダリティ", pp.1~56 (1989), くろしお出版
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  10. "CD-ROM版 新潮文庫の100冊" (1995), 新潮社(翻訳作品は除く)
  11. "CD-毎日新聞" (2002), 日外アソシエーツ

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