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戦前の韓国人日本語学習者における条件形式の保持
The retention of Japanese conditional forms in Korean learners before 1945
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주제분류일본어와문학
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戦前の韓国人日本語学習者における条件形式の保持 本稿は、戦前の植民地教育で習得された日本語にみられる条件表現の使われ方から、主にその形式の保持メカニズムについて分析したものである。「ナラ・ト・バ・タラ」という4つの形式の特徴を詳細に記述した結果、以下のことが分かった。 (1) 戦前学習者日本語の条件表現は、現在の日本語能力に比例する形で保持されており、日本語能力が低くなるにつれ、タラが無標の条件形式として多用される傾向が強い。また、タラ以外の形式の使用が少ない中、使用頻度の高いタラの誤りが多く、中でもバや他の語形を使うべきところにタラを使っている誤りがもっとも多い(Ⅳ)。(2) 条件表現の使用数や正確さなどから見ると、バ・ト(ナラ)の例は少なく、本質的用法での使用がもっとも保持されにくく、高い日本語能力をもつ話者ほどよく保持されている分布から、保持段階で徐々に退行してきた可能性が考えられる(Ⅴの1~Ⅴの2)。(3)その反面、タラ形式の保持とかかわって、反事実用法の保持の難しさ(ノニ・ケドの付加)、話者の認識(視点)による誤り、文末モダリティ制約による困難、2つの文法形式の重複の難しさがあるものの、方言形の保持(インプット要素)、他の形式(~時)の置き換え、(母語の影響を受けつつ)タラを汎用する学習者ストラテジーが見られることを指摘した(Ⅴの3~Ⅴの4)。
참고문헌 (11)
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