日韓類似ことわざの提喩関係 ─ 日韓学習者の作例をもとに ─
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초록
本研究では、先行研究で提示した「隠喩+提喩」型を基準に日韓ことわざの同質性と異質性を追究した。研究の対象としたことわざは、先行研究で類似されるとされてきた類似ことわざ24句(日韓合計48句)で、これらのことわざを用いた日韓それぞれの学習者に作文を実施し、その作例を対照考察の資料として進めた。第一に、日本人韓国語学習者が作文を書く際、選択することわざは平均的ではなく、韓国人の日本語学習者同様にさまざまであった。日韓で共通に好まれることわざ、共通に好まれないことわざ、韓国語学習者には好まれるが日本語学習者には好まれないことわざ、また、その反対のことわざなどが整理できた。第二に、日本人の韓国語学習者の作文の正誤結果は、韓国人の日本語学習者のように明らかな傾向が見られなかったが、日韓同様に母語の干渉が見られた。第三に、「隠喩+提喩」型を基準に提喩関係から日本のことわざが上位概念、日本のことわざが下位概念、日韓のことわざが共に下位概念、その他に分けてそれぞれ図式化し考察したところ、大部分は自然な作文が見られたが、不自然な作文では母語の干渉が見られ、その要因はことわざの概念(意味)の相違ではなく次のような制約のためであった。例えば「하룻강아지 범 무서운 줄 모른다」の「무서운 줄모른다」は「つっかかる」場合に使う。「やぶ蛇」は、第3者への介入があって成立する。「飼い犬に噛まれる」は、上から下の者へ使われる。「믿는 도끼에 발등 찍힌다」で「裏切られる」相手としては一般的に友人、恋人である。「소 잃고 외양간 고친다」は、大きな損失が出るくらい後悔する場合に使う。第四に、「日韓類似ことわざは、提喩関係にあることわざである」と定義付けするならば「키 크고 싱겁지 않은 사람 없다」と「大男総身に知恵が回りかね/うどの大木」、「금강산도 식후경」と「花より団子」、「밑 빠진 독에 물 붓기」と「焼き石に水」は、幾つかの韓日(日韓)辞書で類似するとされているが、意味上類似性(s)を見い出せず、提喩関係では表せない。したがって類似ことわざではないと判断した。
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