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吉利支丹心得書の字音語の仮名遣い
A Study on Chinese Notation of “Christian Kokoroegaki”
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주제분류일본어와문학
초록
本稿は、キリシタン文字社会の特徴を探る意味で、キリシタンの写本 『吉利支丹心得書』の字音語の仮名遣いを考察した。その結果は、以下の通りである。撥音韻尾をみると、-ŋは「う」表記、-m、-nは「ん」表記で安定してい る。ハ行転呼音の間違った回帰として-ŋ韻尾の「ふ」表記が一部見られる。入声韻尾は、-kは「く」「き」、-pは「う」、-tは「つ」の表記である。母音韻尾「-i」「-u」は、それぞれ「い」「う」の表記が一般的で、一部ハ行転呼音の間違った回帰として「ひ」「ふ」の表記が見られる。カ行․ガ行合拗音はア列合拗音の「くわ」「ぐわ」表記のみが見られる。オ段拗長音はイ段の仮名+ヤウ表記とエ段の仮名+ウ表記で、ヤ行のみ「よ う」または「やう」表記である。ウ段拗長音はイ段の仮名+ウ表記の形である。ア․ヤ․ワ行音に始まる字音語は、声母に関係なく、『吉利支丹心得書』 の和語の仮名遣いのように、イ音「い」、エ音「ゑ」、オ音「お」表記である。これらの表記を総合して考えると、『吉利支丹心得書』の字音語の仮名遣 いは、おもに鎌倉時代中期以降の和文資料の仮名表記の流れに従って現れる表記と、字音語の「和化」による表記が、共存していたと言えるだろう。
참고문헌 (14)
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