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中島敦の外地体験- 植民地朝鮮と南洋諸島を巡って -
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주제분류일본어와문학
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本稿は中島敦の外地体験とその作品について考察したものである。一般に中島敦は長い間「山月記」が教科書に採録されたため、中国古典からモチーフを借りて、漢文調の文体を駆使し、優雅な文章を作りだす、いわゆる「純文学」作家として知られ、研究の場においてもそのような作品に主な関心が寄せられてきた傾向がある。しかし、中島敦は植民地朝鮮において小・中学時代を過ごし、何度かの満州および中国北部への渡航経験を持ち、また晩年においては南洋庁での勤務のため南洋諸島に滞在した経験をも持っている。そして、それらの外地体験をいくつかの作品といて書き記しており、中でも彼の植民地朝鮮を舞台にした作品群(「巡査の居る風景」「プウルの傍で」「虎狩」)についてのは既に多くの研究が進められている。しかし、植民地朝鮮から内地へと引揚げて、その後に彼が関心を寄せた南洋諸島とのかかわりを持つ作品群に対しては、これまで積極的な研究がなされていないのが現状である。したがって、本稿ではその二つの外地体験とそれらを記した作品とを合わせて分析することを試みた。植民地朝鮮を舞台にした作品群に見られる植民地支配に対する批判と疎外された他者に対する眼差しは、以後の南洋諸島を舞台として描かれた作品群(「光と風と夢」『南島譚』)においても継続されるのだが、それに加えて宗主国人としての自己省察的な眼差しも確認できる。またたとえそれが非文明的であっても固有の伝統と文化を有する他民族に対して帝国主義が強要する教化の虚しさを作品に描きだす。これまで理知的な作家という中島敦のイメージに、これからは植民地作家もしくは外地作家という情熱的な一面も付け加えなければならない。
참고문헌 (10)
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