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中島敦『蕨竹老人』と『巡査の居る風景』考察 ― 二編の關連性を中心に

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주제분류일본어와문학

초록

蕨․竹․老人と巡査の居る風景―一九二三年の一つのスケッチ―とが、短編二つという總題のもとで一括りにして發表されたにもかかわらず、これまで二編の關連性に注目した論考はない。本稿では二編を中島敦が当時の所謂「帝國日本」を「外地」と「內地」の兩方から捉えようとした野心作として位置づけ、その關連性の考察を通して初期の中島敦像の描出を試みた。 主に時代背景、作品內部における問題提起、作品外部から眺めた際の構図という三つの側面から二編の關連性について考察した結果、日本の<近代>という軸の下で、植民地問題のみならず、「內地」における近代化の問題も含めて積極的に思考し續けた初期の中島の姿を捉えることができた。具体的にいえば、この時期の中島は植民地の現實を暴くと同時に、伝統喪失と膨張主義をもたらした日本の近代化を批判し、<中心>に抵抗する姿勢を示している。そして、周緣化されることが逆に<中心志向>を强め、抵抗の力をなくしてしまうことの危險性を、彼は作品を通して指摘している。その<中心>に抵抗する姿勢は、<南方>への憧憬を抱きながらも、それを自ら抑制するというところでも貫かれたのである。後年の姿勢の変化を視野に入れれば、二編から見られたこれらの点は、作家中島が步んだ精神的な軌跡を描出する上で重要な意味を持つと考えられる。

참고문헌 (11)

  1. "中島敦論― 境界 としての 植民地 ―", (2), pp.25~38 (1994)
  2. "中島敦 巡査の居る風景―一九二三年の一つのスケッチ について― 他者 の發見", (28), pp.11~24 (1999)
  3. "浦田和義 昭和作家のクロノトポス", pp.220228~ (1992)
  4. "中島敦と朝鮮", (51), pp.130~139 (2003)
  5. "林芙美子の昭和", pp.8~ (2003), 新書館
  6. "自己と他者の<ゆらぎ>―中島敦の植民地体驗", pp.227~253 (1998), 日本放送出版協會
  7. "近代都市空間の文化経 驗", pp.192~236 (2003), 岩波書店
  8. "中島敦の初期と朝鮮―その浮遊する朝鮮人像―", 20, pp.79~88 (1995)
  9. "東京 關東大震災前後", pp.210~ (1997), 日本経濟評論社
  10. "中島敦巡査の居る風景論―奴ら/俺達の物語 : 甲南大學紀要", (115), pp.20~31 (1999)
  11. "巡査の居る風景序說", pp.81~89 (1996)

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