韓国人日本語学習者の外来語発音の アクセントの分析 -旧JLPT語彙を中心に-
Analysis of Accent of Foreign Language Pronunciation of Korean Learners of Japanese -Focused on the old JLPT vocabulary-
0
조회
0
다운로드
1
인용
0
참고문헌
키워드
초록
拙稿(2016)では、『NHKアクセント辞典』(1985,1998)と『新明解アクセント辞典』(2001,2014)の外来語のアクセント核を比較調査するために、JLPTの語彙からレベル別に外来語を抜粋し、辞典に記載されているアクセント核を調べ、拍数別に分析した。 本研究では、拙稿(2016)で考察した外来語を『NHK編日本語發音アクセント新辞典(2016)』を用いてアクセント核を調べ、無アクセント地域である忠淸道出身の韓国人日本語学習者20代の女性の外来語のアクセント核はどうであるか実現様相の比較調査を中心に考察した。その結果、李(2016)では、韓国人日本語学習者のカタカナ語の発音の知覚率に影響を与えるのは①特殊拍の特に語末の「ー」の発音、②促音の感覚の欠如と促音の挿入現象、③母音の無声化、④母語の影響、⑤拍数の長さ、⑥「ティ・ファ・フォ」などの音節知覚の問題を挙げているが、本研究でも確認ができた。今後の研究としては、ゆれの現れた外来語において、『NHK編日本語發音アクセント新辞典(2016)』を用いて、韓国人日本語学習者の男女のインフォーマントを増やし、発音のデータの正確性や特徴を確認する比較調査を行い、外来語のアクセントを指導する場合、発音のどの部分が不自然かを分析し、特殊拍(長音、促音、撥音)のアクセントのずれや誤用をパターン化してより効果的な学習指導を行うことを目標としたい。
Abstract
This study analyses the accent nucleus of loanwords included in NHK Japaness Pronunciation Accent Dictionary (1985, 1998) and Shin-Meikai Japanese Pronunciation Accent Dictionary (2001, 2014). The loanwords were extracted from the JLPT vocabulary list in accordance with each level, surveyed their accent nucleuses with respect to the aforementioned dictionaries, and examined them in terms of mora. In this research, the accent nucleus of the loanwords were studied and handled in Suzuki (2016) by consulting NHK Japanese Pronunciation Accent Dictionary (2016) and present a contrastive analysis of accent-nucleus patterns found in Korean women in their twenties from the province of Chungcheongdo, an accentless area. According to Lee (2016), the factors affecting the perception rates of “katakana”-words for Korean learners of Japanese are: (i) perception of special mora, especially the pronunciation of a word-final long vowel, (ii) lack of the perception of double consonants and insertion of double consonants, (iii) unvoicing of vowels, (iv) native-language transfer, (v) length of mora, (vi) perception of segments such as /tei/, /ɸa/, and /ɸo/, and so on. The present work confirms that these factors are indeed at work.
참고문헌 (21)
- 李香蘭, "日本語における外来語のアクセントの拍数別特徴", 東北大学文学部日本語学科論集, (2), pp.13~24 (1992), 東北大学文学部日本語学科
- 이향란, "日本語アクセント核のずれの要因について ―外来語の音韻的な要因を中心に―", 일본문화연구, (29), pp.27~42 (2009), 동아시아일본학회[DOI]
- 이향란, "日本語学習者のカタカナ語の発音知覚率", 日本文化學報, (68), pp.237~255 (2016), 한국일본문화학회[DOI]
- 이향란, "日本語教育のための外来語アクセントの65年間の変化のパターン調査", 日本文化學報, (76), pp.343~361 (2018), 한국일본문화학회[DOI]
- 宇都木昭, "朝鮮語方言における引用形のピッチパターン", 朝鮮語研究, 2, pp.7~45 (2004), 朝鮮語研究会
- 金田一春彦, "明解日本語アクセント辞典", pp.1~806 (1994), 三省堂
- 金田一春彦, "新明解日本語アクセント辞典", pp.3~6 (2014), 三省堂
- 国際交流基金, "日本語能力試験出題基準", pp.14~33 (2006), 凡人社
- 坂本清恵, "外来語の音節構造とアクセント", pp.1~24 (2005), アクセント史資 料研究会出版
- 塩田雄大, "NHK日本語発音アクセント辞典』改訂調査結果にもとづく作業方針の検討―アク セント辞典改訂専門委員会(第5回)から", 放送研究と調査, 61(3), pp.102~113 (2011), NHK放送文化 研究所メディア研究部
- 스즈끼미에, "日本語における外来語のアクセントの分析 - JLPT語彙の外来語を中心に -", 일본어문학, (73), pp.69~94 (2016), 일본어문학회[DOI]
- 스즈끼미에, "東京出身の世代別外来語のアクセントの比較分析 - JLPT語彙を中心に -", 日本文化學報, (70), pp.97~117 (2016), 한국일본문화학회[DOI]
- 田中浩史, "日本語発音における近年のアクセント傾向の分析と考察~NHK日本語発音アクセント新辞典の発行に寄せて~", コミュニケーション文化, (11), pp.66~ (2017), コミュニケーション文化学科紀要
- 日本放送文化研究所, "NHK編日本語発音アクセント辞典新版", pp.1~1023 (1998), NHK出版
- 日本放送文化研究所, "NHK編日本語発音アクセント新辞典", pp.1~1484 (2016), NHK出版
- 野間秀樹, "朝鮮語母語話者の日本語ピッチアクセント教育のために", 韓国語母語話者の日本 語音声研究論集, pp.57~60 (2003), 東京外国語大学外国語学部鮎澤研究室
- 松森昌子, "日本語アクセント入門", pp.124~144 (2012), 三省堂
- 閔光準, "韓国語話者の日本語音声における韻律的特徴とその日本語話者による評価", 日本 語教育, 68, pp.175~190 (1989), 日本語教育学会
- Jun,Sun-Ah, "Korean Intonational Phonology and Prosodic Transcription’prosodic Typology", pp.201~229 (2005), Oxford University Press
- 전선아, "The Role of Intonation in Sentence Processing", 인문학연구, 33(1), pp.195~211 (2006), 인문과학연구소
- "国名から「ヴ」が消滅=河野外相「定着した表記に」(" (2019)[URL]
