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韓国語母語話者の学習者を対象としたジグソー学習法による読解授業の試み

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주제분류일본어와문학

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本研究はピア・リーディングの学習法の一つとして知られるジグソー学習法を取り入れた読解授業の実践研究である。 韓国語母語話者の学習者を対象とした場合、読解の授業として効果があるのか、また学習者はジグソー学習法による授 業をどのように捉えているのか、そして活動自体の問題点と課題を考察し、今後、ジグソー学習法を本格的に導入するこ とが期待できるのかという可能性を見出すことを目的とし、分析したものである。対象者はJFL環境の韓国語母語話者の 大学生である。活動終了後に受講した学習者によって書かれた所感文を資料として、ジグソー学習法の成果と課題を考 察した。分析手順としては得丸(1998)と有田(2004)および 砂川・朱(2008)を参考にした。記述された内容を先 行研究の分析方法を参考にラベル付けし、これらのうち共通項を持つと思われるもの8項目としてをまとめた。その8項目 とは①「新しさ」②「学習者」③「教材」④「授業運営」⑤「学習効果」⑥「自律性」⑦「他者の影響」⑧ 「楽しさ」である。   分析の結果、ジグソー学習法による授業はほとんどの項目で学習者は肯定的に受け入れていたが、「学習者」と 「授業運営」の項目で否定的な言及が見られた。JFL環境の韓国語母語話者にもジグソー学習法を取り入れた読解 授業の試みは一定の成果が認められる実践であったが、一方で多くの問題点が浮き彫りになった。

참고문헌 (13)

  1. 有田佳代子, "日本語教員養成入門科目におけるジグソー学習法の試み", 日本語教育, (123), pp.96~105 (2004)
  2. 池田玲子, "ピア・ラーニング入門-創造的な学びのデザインのために" (2007), ひつじ書房
  3. 駒田朋子, "協同訂正で作文はよくなるか. in:南山大学国際教育センター紀要", pp.32~39 (2002)
  4. 駒田朋子, "読解授業における協同学習の導入-中上級日本語コースでの実践-", 南山大学国際教育センター紀要, (5), pp.63~78 (2004)
  5. 駒田朋子, "上級日本語コースの「研究レポート」--「日本人との話し合い」「ピア・フィードバック」を取り入れた活動. in:南山大学国際教育センター紀要", pp.31~50 (2006)
  6. ジョージ,ジェイコブズ, "先生のためのアイディアブック-協同学習の基本原則とテクニック-" (2005), 日本協同教育学会
  7. 砂川有里子, "学術的コミュニケーションの能力の向上を目指すジグソー学習法の試み-中国の日本語専攻出身の大学院生を対象に-", 日本語教育, (38), pp.92~101 (2008)
  8. 舘岡洋子, "読解過程における学習者間の相互作用-ピア・リーディングの可能性をめぐって-", アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター紀要, (23), pp.25~50 (2000), アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター
  9. 舘岡洋子, "読解授業における協働的学習", 東海大学紀要. 留学生教育センター, (23), pp.67~83 (2003)
  10. 舘岡洋子, "対話的協働学習の可能性-ピア・リーディングの実践からの検討-", 東海大学紀要. 留学生教育センター, (24), pp.37~46 (2004)
  11. 舘岡洋子, "ひとりで読むことからピア・リーディングへ 日本語学習者の読解過程と対話的協働学習" (2005), 東海大学出版会
  12. 舘岡洋子, "読解授業における教師主導と協働的学習 -2つのアプローチから協働の教室デザインを考える-", 東海大学紀要. 留学生教育センター, (26), pp.33~48 (2006)
  13. 得丸智子, "留学生と日本人学生による作文交換活動-構成的エンカウンター・グループを応用して-", 日本語教育, (96), pp.166~177 (1998)

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