接続助詞「から」と「ので」の接続文体について -「普通体」と「丁寧体」との共起に基いて-
An Analysis of KARA and NODE -From the viewpoint of sentence final forms using the Japanese corpus.
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本稿は、類似した機能を持つ接続助詞「から」と「ので」の使い分けを明らかにするために、両者の接続文体を調べた研究である。李(2012)を踏まえて、大規模日本語コーパスの四つのジャンルを調査対象として拡大し、普通体と丁寧体との共起を調査した。「ので」はそれ自体で丁寧さを持つとされており、その影響によって「から」より丁寧体との共起が多いのではないかと考えられる。そこで、実際の日本語の使用でも当てはまるかを検証し、「から」と「ので」使用傾向と選好される状況を明らかにした。その結果、以下のことが分かった。一番目に、「ので」は「から」に比べて全体的に出現数と使用頻度が高かった。「ので」は、丁寧体のみならず普通体との共起頻度も「から」に比べて高いため、接続文体に影響されず幅広く使用されると言える。二番目に、「から」は「普通体 から、普通体」の文体がもっとも多く使用された。「から」は前件と後件の両方に丁寧体を添えない文体が選好されて、名詞ともっとも多く共起した。三番目に、「ので」の使用は自身の意向や意志など個人的な考えを伝達する時に選好され、相手に押しつける印象を与えたくないときに主に用いられた。したがって、「ので」の持つ丁寧さと待遇的な性質は接続文体に影響を与えるとは言い難い一方で「から」は感情的な付加説明が不要である場合やありのままの事実を話者の感情を排除して淡々と述べる場合に主に選好された。以上のことから「ので」の持つ待遇的な性質は「から」との使い分けに作用すると言えるが、それによる丁寧体との共起に影響するとは認めにくいことが明らかになった。
참고문헌 (14)
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