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平安朝의「草の庵」詠 小考

A Study on the Group of Kkusanoihori

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주제분류일본어와문학

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Abstract

「山里」は『古今集』初出以来その用例が次第に増え、『拾遺集』『後拾遺集』頃からは理想的な自然美の空間として歌われた。平安朝は貴族支配体制の崩壊や天変地異、末法到来という絶望的な思潮の中、「都」をめぐる現実の世界を「憂き世」と認め、体制から離脱し、諸国修行と、俗世から遠く離れた「山里」での閑居を望む隠遁․出家者があい続いた。また彼らの住居空間である山里をめぐり、多くの「山里」の歌が詠まれた。しかし『千載集』時代になると、山里は隠遁․出家者の寂寥と孤独の空間として歌われるようになり、一方「草の庵」「柴の庵」「杉の庵」などを詠みこむ歌も現れた。これは平安末、風流中心の隠遁から真撃な修行中心の隠遁に変化することにしたがい、仏教修行者の心境を直接に歌いこむようになったことによるものと考えられる。このような社会現象とともに西行․空仁․西住․大原三寂、そして俊恵の歌林苑に集まった道因․登蓮などのような隠遁歌人が『千載集』に大勢撰集されていることが「山里」の歌を質的に変化させ、一方「草の庵」を歌うようになったのではないかと推察される。 本稿は、平安朝の「草の庵」の歌を八代集を中心にしてその変遷をたどり、また「山里」の歌との比較を行ったうえ、中世の草庵文学との関わりを試みたものである。「山里」の歌が幻想的な自然美の空間として歌われているのに対して、「草の庵」の歌は、「昔思ふ草の庵の夜の雨に涙な添へそ山時鳥」(俊成)のように白居易の閑適詩を背景にしたもの、「草の庵はなに露けしと思ひけん漏らぬいはやも袖はぬれけり」(行尊)のように、農夫の辛苦と孤独、旅人の旅愁を歌う『万葉集』の「庵」の歌の表現をそのまま受け継いでおり、また「露の身」「露の命」「墨染めの衣」「苔の衣」という歌語とともに類型的な表現となって、中世の草庵文学へ歌い継がれるようになる。

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