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『独学韓語大成』におけるハングルのカタカナ音注表記について

A Study on the Korean Language Pronunciation Reflected in the KATAKANA Phonetic Transcriptions of DOKUGAKUKANNGOTAISEI

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주제분류일본어와문학

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本稿では、『独学韓語大成』の韓国語に記されているカタカナ音注表記を分析し、カタカナ表記を用いて記した綴字法と発音について考察を行うとともに、朝鮮資料に見られる日本語の音注表記との関わりを探ってみた。その結果、『独学韓語大成』では、母音は「아」と「ㅏ」とを区別し、その構成と発音について明記されていること、数が少ない日本語の母音で韓国語の母音を表すために長音符合を用いるなど工夫が行われたこと、子音は、綴字法を理解させるために、文字の構成と発音を区別して示していることが分かった。∙ 아(ア󰠏)。ㅇ字ヲ頭初ニ於ケル綴字ナルガ故ニㅇハ無音ナリ依テ單ニㅏノミノ發音トス。∙ 가。ㄱトㅏヲ合約シテ「クァ󰠏」即カート成ル。また、『全一道人』のような江戸時代の学習書に見られる補助符合は見られないが、正確な発音を記すために、日本語の表記にはない「チ゜」「ツ゜」「ㅇ(ング)」の表記を取り入れて、韓国語の発音にふさわしい表記を表すための工夫が行われたことが分かった。∙ 디룡(地龍) チ゜リヨウング <韓語大成p14>∙ 열둘(十二) ヨ󰠏ルツ゜ル <韓語大成p17>なお、これらの表記は、「が」を「ka󰠏’a間」を以って正確な音価が想定できないのと同じように、「ツ゜」「チ゜」を以って「두」「디」の正確な音価は想定できないが、日本語母語の韓国語の正確な発音の表記法としては望ましい方法であることが分かった。

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