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芥川龍之介『運』論
A Study on the『Un』by AkutagawaRyunosuke
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주제분류일본어와문학
초록
本作品は芥川の所謂王朝物に属する作品で、大正六年一月の雑誌『文章世界』に発表された短篇である。物語は章立てなく、青侍と陶器師との対話の中に、「西の市」で「績麻」の店をやっている女の話を挟んで物語は構成されている。周知のように芥川の王朝物のほとんどが『今昔物語集』から材を借りているが、本作品も『今昔物語集』巻第十六の三十三「貧しき女清水の観音に仕りて助けを得る語」に材を借りている。が、両作品が目指すテマは次元を異にしている。原典の作者は娘の運は全てが「観音様」へ願をかけた賜物として述べている。すなわち原典は「観音様」の霊験を示した単なる仏教説話である。それに対して芥川は青侍と陶器師とを作品に据えて、「観音様」の御利益をめぐって青侍は「私なら、二つ返事で、授けて頂くがね。」とし、陶器師は「観音様へ願をかけるのも考え物だとな」としている。すなわち、お互いに食い違う見解を示している。芥川は青侍と陶器師とを物語に据え、娘の運を以て信心の在り方をのである。
참고문헌 (6)
- 長野嘗一, "運, In 古典と近代作家", pp.93~ (1967), 有朋堂
- 宮坂覚, "運, In 芥川龍之介事典", pp.84~ (1985), 明治書院
- 関口安義, "理性の彼方へ-「南京の基督」「神神の微笑」, In 作品論芥川龍之介", pp.253~ (1990), 双文社出版
- 松本寧至, "運, In 芥川龍之介大事典", pp.384~ (2002), 勉誠出版
- "今昔物語集巻第十六", pp.313~ (1982), 小学館
- "南京の基督, In 芥川竜之介全集3" (2005), ちくま文庫
