川柳を教材とした日本語授業の実践報告
1
조회
0
다운로드
14
인용
0
참고문헌
키워드
초록
日本語の特殊音(長音・促音・撥音)の発音指導を行うための方法として川柳を教材として用いた実践教育の報告が本稿の目的である。まず授業の様子を、実際に使用したプリントなどを提示しつつ出来るだけ詳しく述べた後、予想外の授業効果(楽しく活発な授業になったこと・日本語力の弱い学生から学習意欲を引き出せたこと・教師と学生の親密感が強まったこと・思わぬヒーローが誕生したこと・日本の庶民への理解が深まったこと)などを報告した。つまり特殊音の発音指導以外にも川柳が役立つことが分かったのである。このような授業効果は、川柳がもたらしたものと考えられるので、川柳が他の教材とは異なる点を列挙し、教材としての川柳の有効性を抽出した。例えば、川柳は短いので、学習者の負担を軽減し、想像力を刺激し、教室内で大会を開くことができ、外国の日本語学習者とも簡単に交流ができ、さらには日本の時事問題や世論の動向を知る上で利用できる。また川柳は滑稽さ(ユーモア)をその真髄としているので、学生と一緒に川柳を読み解釈を進めて行くだけで自動的に教室に笑いがあふれ、ゆったりとした楽しい気分で授業を進めることが出来る、というような川柳を教材とした場合の特徴にも言及した。授業外の活動として世界初の川柳劇を創作したことも報告した。各グループが選択した一つの川柳を核として学生と教師からなる「小グループ」をいくつか構成し、シナリオ作成から演技まで、これらの「小グループ」が単位として活動するという、これまでの常識とは異なる形態の演劇である。それぞれの川柳を中心として纏まった「小グループ」が作り上げるオムニバス形式の演劇は、学生の積極的関与を引き出すだけでなく、学生・教師双方の負担を軽くするなどという、様々な利点もあるので、日本語学習者による川柳劇はこれからさらに広まることが予想される。最後に川柳授業についての学生へのアンケート調査の結果を簡単に紹介し、今後の課題(特に客観的データ確保の必要性)を述べた。
참고문헌 (6)
- 中野二郎, "リズム記号の提示による長音の学習効果", WEB 版 日本語教育実践フォーラム報告, ~ (2010)
- 坂野信彦, "七五調の謎をとく" (1996), 大修館書店
- 友岡純子, "異文化理解と季節感 ---俳句を教材とした日本事情の授業---", 言語文化と日本語教育, (7) (1994), お茶の水女子大学日本言語文化学研究会
- 松井貴子, "チェコ人学生の俳句体験", 宇都宮大学国際学部研究論集, (27) (2006)
- 栗田英二, "川柳を教材とした日本語・日本学授業の可能性について", 人文科學硏究, 30 (2007), 大邱大學校人文科学研究所
- 栗田英二, "川柳を教材とした日本語・日本学授業の可能性について(2)", 人文科學硏究, 31 (2008), 大邱大學校人文科学研究所
