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韓国での日本語教育における 「カタカナ教育」の再考察

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本稿では「カタカナ教育」の現状と問題点を再認識し、より効果的な指導法の考察にあたって、カタカナ文字とカタカナ語の定着度の調査を行った。中学や高校で日本語の学習経験のある大学生の約8割にはひらがな文字は定着しているのにカタカナ文字は定着していなかった。そして85%の学生がカタカナ文字はひらがな文字よりも覚えにくいと感じており、その「覚えにくい」理由として一番多かったのは「習う順序(ひらがなを先に習うため)」であった。ここから、ひらがな文字先習の現在の日本語教育がカタカナ文字の定着を悪くする一つの要因になり得るのではないかと考える。そして、学習者自身は「カタカナ文字もひらがな文字と同じように時間をかけて教えてほしい」と希望していた。  実際に授業の都度、カタカナ文字とカタカナ語に対する指導を意識的に行った結果、カタカナ語の読み書きにおいて確かな習得が見られたことから、教育者の意識と工夫次第でカタカナ教育の現状を幾分は変えていくことができるということが明らかになった。その中でも、名前のカタカナ表記はひらがな文字では使われない「チェ」や「ジェ」「ファ(フヮ)」などの音韻表記があるため、教える側も覚える側も負担になると考えやすいが、自己紹介で自分の名前をその国の発音で紹介するのは当然であり、外国人の名前はカタカナで書かれることを利用して、カタカナ文字を自然に受け入れるよい機会だと教師側が意識転換をするべきであろう。  今回の調査から、「カタカナ教育」の問題の解決のためには、1)日本語教師のカタカナ教育に対する意識の改革、2)ひらがな文字先習である現在の日本語教育の内容の再検討、3)日本語の教材の中のカタカナ語の扱われ方を改める必要があると考えられる。

참고문헌 (18)

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