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日本と韓国における子守歌詞章の比較研究 -愛情の表現を対象に-

Comparison research on lullaby lyrics in JapanandKorea:Fortheexpressionsoftheaffection

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주제분류일본어와문학

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本稿では、日本と韓国の子守歌詞章を用いて、愛情を表す表現という角度から比較研究を試みた。まず、愛情の表現とは、子守歌の聞き手に当たる子どもに対して、歌い手が肯定的に何らかの言及をするこを示し、それには子どもを褒める・子どもについて何らかの説明をする・子どもに施しや動作で働きかけるなどが含まれる。これらの表現を取り上げた。 そして、愛情表現を①<褒め>・②<説明>・③<働きかけ>の大きく3つの要素に分類し、整理した。両国ともに割合の高かったのは②の<説明>であるが、その中でも「子どもの内面」についての内容を含む表現が多かったのは韓国で、一方日本は「子どもの外面」についての表現が多かった。そして、両国とも割合の低かった<褒め>については、日本は「可愛い」・「良い子」といったように定型化・慣用化し、韓国ではそういった全体的・概観的な評価語は、子守歌のなかではあまり使われないことが分かった。 また、③の<働きかけ>は韓国のほうが割合が高く、さらに日本には現れない「子どもへの期待」が込められた表現が多いことが分かった。これは社会性を重視しながら、また成長を具体的に祈願するという歌い手の願望が現れていると推測できる。一方の日本では、子どもの成長の願いは定型化し、割合も低い代わりに、子どもに何かを与えようとする「施し」の割合は韓国より高く、様々なバリエーションも見られた。

참고문헌 (9)

  1. 任東權, "韓国의民謡" (1980), 一志社
  2. 윤갑희, "한국 전승 자장가 연구" (1987), 한양대학교
  3. 金庚芬, "ほめ談話に関する日韓対照研究―日・韓大学生の会話データを用いて", 박사, pp.2006
  4. 具然軾, "우리民謡에나타난母性愛", 民俗文化, 2 (1980), 東亜大韓国民俗文化研究所
  5. 野元菊雄, "ほめるという言語行動", 明治書院, 15(4) (1996)
  6. 柳田国男, "口承文芸史考" (1957), 中央公論社
  7. 椎名渉子, "子守歌詞章の地域差―おどし・甘やかし表現を中心に", 国語学研究, 44 (2005)
  8. 椎名渉子, "子守歌における『おどし表現』と『甘やかし表現", 月刊言語, 34(5) (2005)
  9. 椎名渉子, "あやし表現からみる子守歌の地域差", 東北文化研究室紀要, 47 (2006)

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