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三代集における?雲?詠の?遷 - 四季歌を中心として -

A Study on the Changes of 'cloud' Poetry in Sandaishu- Focusing on the Season's Poems -

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주제분류일본어와문학

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Abstract

<要旨> 三代集における「雲」詠の変遷 -四季歌を中心として- 本稿は、從來あまり注目されることのなかった、三代集の四季部の「雲」を取り上げ、その表現の変化を檢討することによって、歌語の変遷の一樣相を具体的に分析し、和歌表現の変容を究めることを目的とした。  硏究方法としては、「雲」の歌が三代集でどの程度詠まれているかを調べ、それぞれの勅撰集に「雲」という語の占める割合と總歌數をまとめた。それから「雲」を含む和歌の解釋と、以前の記紀歌謠や『万葉集』の例歌との比較が中心である。 「雲」詠は『古今集』から『拾遺集』までに、それぞれ28例、42例、31例用いられており、決して少ないとはいえず、總歌數からみると、『後撰集』が最も多い用例數を見せていることが知られる。また、この『後撰集』で「雲」詠の歌數が飛躍的に急增し、『拾遺集』で減少する傾向であることも知られた。さらに三代集に欠けることなく用いられている部立は、四季部․雜部․戀部․哀傷部の四つのみである。そのなかで、一番多くの用例數を見せるのが戀部であり、いちばん激しい增減の幅を見せるのは四季部である。  四季部の內譯をみてみると、やはり一番多くの歌數を見せるのは13例の秋歌であり、その次が6例の春歌である。「雲」詠を類型別に分けると、色彩を帶びる形の「白雲」「紫雲」型と、場所を表わす形の「雲路」「雲居」型、そして「雲隱り」の形をとる類型に分けられる。まず、色彩を帶びる「雲」詠では記紀歌謠や『万葉集』から詠み込まれた「靑雲」や「紫雲」より、「白雲」がいちばん一般的な詠み方であることが認められる。それに、「白雲」は季節としては春部に屬する場合が多い。  次に、場所を表わす「雲路(居)」は、雁や月と組み合わせれて、主に秋歌に仕上げられる傾向を見せる。 最後に「雲隱り」型の歌は、『万葉集』でみられるような多樣な詠み方とは違って、月見を妨げる雲が主な詠じ方となっている。待つ相手に逢えなくてもせめて雲でも立ってくれたら、と雲を歡迎する氣持をあらわす歌として詠まれる『万葉集』とは異なる。技巧的な面から言えば、『万葉集』では「雲」そのものの歌材の屬性から詠まれたとすると、三代集ではそれぞれの季節を代表する景物とともに詠み込まれ、いってみれば「雲」は主役ではなく脇役として扱われるようになったと言えよう。

참고문헌 (5)

  1. "後撰和歌集 和泉書院 1992"
  2. 小池博月, "拾遺集の構成", pp.124~125 (1996), 新典社
  3. 多田一臣, "万葉歌の表現", pp.14~ (1991), 明治書院
  4. 增田繁夫編, "古今和歌集硏究集成第二卷", pp.99~100 (2004), 風間書房
  5. "<かすみ>詠の 遷─和歌表現の展開と漢詩─", 聖德學園岐阜敎育大學紀要 1990

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