논문KCI 등재
『 太平記』における楠正成伝説の生成とその二面性 ― 『 理尽鈔』との比較を中心に ―
0
조회
0
다운로드
1
인용
0
참고문헌
키워드
주제분류일본어와문학
초록
本稿では『 太平記』の正成像の特徴を、正成の出自、智将としての活躍、そして「桜井駅の訣別」の遺訓や「湊川の戦い」での最期の場面を通して把握し、正成像の淵源に忠臣とアウトローという二面性が孕んでいる矛盾を指摘する。近世以降の諸ジャンルに描かれる楠正成のイメージの持つ重層性は、『 太平記』が作り出したフィクションに内在していたものである。また一方で、『 太平記』は近世初期においては『理尽鈔』のような太平記評判を通して広く受容されており、太平記評判は近世期以降の正成伝説の受容においてフィルタとしての役割を果たしていたと考えられる。そのため、近世期以降の正成伝説の受容を検討する前提として、まずはその淵源にある『 太平記』における正成伝説と『理尽鈔』の正成伝説を比較検討し、その変化を把握した結果、正成伝説はその生成において二重の危険性を孕んでいたことがわかった。すなわち、武士階級の範疇から外れた楠正成は『 太平記』でヒーローとして活躍し、近世以降にも演劇や小説、講釈の世界で絶えずそのイメージが再生産されていくが、人々は正成伝説を通して自分を正成になぞらえることで、アウトローとしての開放感を得ると同時に、それは絶対的な「忠」という概念のもとで天皇という一点の絶対権力に奉仕するという犠牲の論理としても機能するという両面の危険性を孕んでいたのである。
참고문헌 (12)
- 網野善彦, "異形の王権", pp.208~218 (1993), 平凡社ライブラリー
- 網野善彦, "楠木正成に関する一、二の問題, In 悪党と海賊 ― 日本中世の社会と政 治", pp.229~245 (1995), 法政大学出版局
- 網野善彦, "中世の非人と遊女", pp.12~13 (2005), 講談社
- 岡見正雄, "太平記(二)" (1982), 角川文庫
- 黒板勝美, "後醍醐天皇と文観僧上", 虚心文集, 2 (1939), 吉川弘文館
- 後藤丹治, "『太平記』一『日本古典文学大系』", pp.44~160 (1961), 岩波書店
- 永積安明, "太平記の世界 ― 変革の時代を読む", pp.82~90 (1987), 日本放送 出版協会
- 林屋辰三郎, "古代国家の解体", pp.312~313 (1955), 東京大学出版会
- 兵藤裕己, "太平記〈よみ〉の可能性―歴史という物語", pp.5~216 (1995), 講談社
- 松本新八郎, "中世社会の研究", pp.320~321 (1956), 東京大学出版会
- 若尾政希, "「太平記読み」の時代", pp.76~98 (1999), 平凡社選書
- 和田助則評, "太平記評判秘伝理尽鈔", 東京大学総合図書館蔵
관련 논문AI추천
正成伝説と「泣男」譚 - 『理尽鈔』の「泣男」杉本佐兵衛を中心に -이충호일본연구소 · 일본연구2012 · 제17호浄瑠璃における正成伝説の受容 -土佐浄瑠璃·古浄瑠璃における『理尽鈔』の受容を中心に-이충호대한일어일문학회 · 일어일문학2012 · 제53호『다이헤이키(太平記)』의 세계와 전쟁의 대의명분김정희일본연구소 · 일본연구2013 · 제20호『太平記演義』の底本と成立過程について ― 「太平記抜書」としての性質に着目して이충호한국일본문화학회 · 日本文化學報2019 · 제80호福沢諭吉の「楠公権助論」をめぐる論争 ―帝国日本における文明開化論者と尊王論者の対立―이충호일본연구소 · 일본연구2013 · 제19호일본 전쟁영웅의 내러티브 연구정형동아시아인문융복합연구소 · 日本學硏究2013 · 제39권
