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人が人の意志動作を引き起す使役文について ─使役対象の意志性が弱まるタイプを中心に─

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주제분류일본어와문학

초록

本稿では、人が人の意志動作を引き起す使役文の中に存在する使役対象の意志性の関与が弱まる使役文について考察した。具体的には、意志性の弱まりに関与する要因を取り出して、当該の使役文にはどのようなタイプがどのような在り方で存在するのかを考察し、人の無意志動作を引き起こす使役文との関係についても述べた。人の意志動作を引き起こす使役文のうち使役対象の意志性の関与が弱まる使役文が生じる要因としては、①使役主体からの働きかけが身体接触的・直接的であること、②使役対象である人の人性の弱化、③身体接触的・直接的な働き掛けによって成立しやすい使役動詞という三つの要因を挙げた。そしてこれらの要因は、単一・複合的に関与して使役対象の意志性が弱まる現象が生じると述べた。まず使役主体から使役対象への働き掛け方は、従属節や「で」格名詞などによって具体的に明示されることもあれば、働き掛けを行う直前の動作が示され、働き掛けの性格を暗示する例もあった。次に使役対象の性質は、名詞の意味から判断できる場合もあれば、前接する連体修飾要素をはじめ種々の文要素や文脈から判断できる場合もあった。最後に、使役動詞には相対的に身体接触的・直接的な働きかけによって成立しやすい動作を表す動詞があり、本稿で取り出したタイプの使役文で用いられる動詞群は、そのような性質の動詞であることがわかった。以上のような三つの要因に基づき、当該のような使役文で引き起こされる動作のタイプとして、①立ち居振る舞い、②物の摂取、③物の受け渡し、④衣類の着脱のようなタイプが設定し、それぞれのタイプの構文的・意味的な特徴を明らかにした。最後に、意志動作を引き起こす使役文のうち使役対象の意志性が弱まる使役文と、人の無意志動作を引き起こす使役文とを照らし合わせてみると、前者で取り出された動作のタイプ(立ち居振る舞い、物の摂取、物の受け渡し、衣類の着脱)は、その様子を外部から視覚的に捉えられる身体動作であるのに対し、後者で見られるタイプは、視覚的に捉えられることもあれば人の内部に止まることもある、心理変化の連動反応としての生理的な変化、生死、けがなどが主となっていることがわかった。

참고문헌 (6)

  1. 佐藤里美, "使役構造の文-人間の人間にたいするはたらきかけを表現するばあい-, In ことばの科学 1", pp.89~179 (1986), むぎ書房
  2. 佐藤里美, "使役構造の文(2)-因果関係を表現するばあい-, In ことばの科学 4", pp.103~157 (1990), むぎ書房
  3. 鈴木重幸, "日本語文法・形態論", pp.318~319 (1972), むぎ書房
  4. 早津恵美子, "使役表現, In 朝倉日本語講座 6", pp.128~150 (2004), 朝倉書店
  5. 權勝林, "使役行為の類型と使役形式-韓国語との対照的観点から-", 日本語学研究, 26, pp.1~14 (2009), 韓国日本語学会
  6. 崔瑞暎, "人の無意志動作を引き起こす使役文について─人主語の使役文と非情物主語の使役文の比較─", 日語日文学研究, 79(1), pp.411~430 (2011), 韓国日語日文学会

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