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日本の太陽神に関する一考察 –ヒルコを中心に–

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주제분류일본어와문학

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氏族伝承や民間伝承に伝わる太陽神は、多くの場合動物や呪器などの太陽の象徴するものとして描かれており、必ずしも人の姿の神ではなかった。太陽神に関するの神話は、自然の太陽の崇拝から動物に象徴される太陽神と呪器ないし祭具に象徴される太陽神に変わっていき、やがて人のすがたの擬人化した太陽神として登場するようになる。そしてアマテラスは、こうした太陽神の最後の形の神である。このように、太陽神の原像を探るときアマテラスから遡り、動物や呪器に象徴される民間の太陽神について検討する必要がある。そのため、まず記紀に伝わるヒルコ(蛭子)の伝承を取り上げ、風土記をはじめ、上代以外の民間伝承をも視野に入れて検討することによって、古代日本の太陽神の原像を考察することにした。 ヒルコはその名の示すとおり、本来は太陽神もしくは太陽神の子とされる日神であり、ヒルメは太陽神を祭る巫女的存在であった。ところが太陽神の霊格としてのヒルコの信仰をいしずえとして、新しく登場した皇祖神かつ太陽神アマテラスの信仰に発展するにいたって、ヒルコの太陽神的な性格は太陽神アマテラスに吸収されてしまったと考えられる。そして太陽神的な性格を失ったヒルコは、生み損じの良からぬ子、または不具者、失敗作というかたちになって流し棄てられたこととなったのであろう。そいてヒルコは、その名前がヒルメと対をなすヒルコ(日子)であること、「葦船」「天磐櫲樟船」「鳥磐櫲樟船」の船は単なる乗り物ではなく、神が天を翔、海をわたるとき用いる移動手段であり、多くの場合太陽神の乗り物として描かれていること、船に添えてつけられている「葦」「天磐櫲樟」「鳥磐櫲樟」は、生命力、成長力の象徴で邪気を祓う力を持った葦や聖なる磐、神の降りて来る霊力の宿る櫲樟、太陽神の使いの鳥という観念を内包していること、異常出生した太陽神の子が船に乗せられ流されるという、大隅正八幡宮縁起の大比留女の御子や対馬の天童と同様のモチーフになっていること、といった様々な要素が含まれている太陽神であると思われる。

참고문헌 (13)

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  4. 松本信広, "日本の神話", pp.47~ (1966), 至文堂
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