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受動文の動作主表示「から」に関する考察

A Study of Passive Agent Expression「kara」

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주제분류일본어와문학

초록

本論文は日本語の受動表現における動作主の表示である「から」について考察してみたものである。日本語の場合、受動形は、形態論上の論議と意味の派生制限についての論議が不可避になってくる。さらに述語の意味、そして参与者の数、参与者間の関係、参与者の性質なども問題になってくる。本稿はその受け身表現の中で、動作主表示の「から」の用法を述語の意味的な特徴との関係と参与者の性質を中心に考察したものである。従来のその研究が他の表示との比較に重点をおいて行われたのに着目して、個別研究を主に例文を上げて分析したものである。比較の前にそれ自体の性格の分析が重要だと思われるからである。分析の結果、ようするに「から」は主語も動作主も有生の場合がそれぞれ、83%、91%をしめ、細川の説に従うと動作受身の性格が非常に強い。また、動作主の場合は、殆んどが「起点・動作主」を示していて、無生の場合はただの「起点」を示しているだけである。そして、動作主の表示「から」の表出は、主によびかけの表現と、態度の表現、位置変化及びもようがえの動詞によく使われるのではないかと思われる。さらに、「から」は他の表示が動作主の性格の他に、原因、手段の意味として使われるのに対して、純粋に動作主としての性格及び起点の用法だけを持っているのではないかと思われる。また、上記に並べた主な用法は、「から」が元来持っている方向性という性質が反映されているといえるのではないかと思われる。そして、その方向性は動作主の立場から見ると、遠心的な方向性を持っていると思われる。

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