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受容するキリスト敎から發信するキリスト敎へ - 遠藤周作『深い河』論 -
Catholic from the recipient to the dispatch - Theory of ‘Deep River’ from Shusaku Endo -
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초록
本稿では次の三点を明らかにする作業を行う。第一に、大津の人物像や彼の宗教に対する考えなどを読み手に伝えるために、美津子という媒介を通す背景にあるものは何であるのか。第二に、作品の舞台をインドにしたことの意味ないし目的はどこにあるのか。そして第三に、作中において引用されるガンジーの語録や、作中において描かれるマザー・テレサの「死を待つ家」のシスターたちが活動する場面はなぜ挿入されているのか。一見すると、散逸的に思われるこれらの三つの問いは、最終的に、『深い河』のエピグラフに引用されている黒人霊歌が意味するところに導かれて行く。そこにおいて、遠藤周作が自分のキリスト教文学を通して伝えようとした最終的なメッセージが何であるかが明らかにされる。現代における教会の存在理由とは、一体なんであろうか。大津は、マザー・テレサとガンジーの言葉を読んで彼等の生き方に共鳴した。ガンジーとマザー・テレサの両者の根幹にあるものは、愛であった。大津は、日本に帰国せずインドへ行った。フランシスコ・ザビエルが日本へキリスト教の宣教をはじめてから約四四〇年の歳月が経った頃、大津は、ザビエルが日本へ向かって旅立った同じ場所で、宣教とは関係なくイエスの真似をすることで、キリスト教の新しいあり方を発信する。
참고문헌 (9)
- 遠藤周作, "私にとって神とは", 光文社
- 遠藤周作, "「深い河」をさぐる" (1994), 文芸春秋
- 遠藤周作, "深い河 の創作日記, 遠藤周作文?全集", 新潮社
- 内山 節, "後思想の旅から", 有斐閣
- 小川洋司, "深い河のかなたへ―?人?歌とその背景", 音?之友社
- ジョン?ヒック, "宗?多元主義", ~, 間?啓允?、法藏館、七?、七四頁
- 玉置邦雄, "深い河』論―〈彷徨える人間〉の形象化を巡って, 作品論遠藤周作 笠井秋生、玉置邦雄編", 文社出版
- 中川洋一, "ヨ?ロッパ《普遍》文明の世界制覇―?砲と十字架―", 文社
- 山折哲雄, "宗?と文明" (1996), 宗?と文明
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